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まちづくりチョビット推進室
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まちづくりチョビット推進室

京都府地域力再生活動
京都三条ラジオ・カフェ(79.7MHz) にて、
『まちづくりチョビット推進室』という番組を下記の予定で放送中です。
放送日時は第3、第4土曜日(15:30~16:00)
(詳細はラジオカフェのページでご確認下さい)
『まちづくりチョビット推進室』は、
「京都市景観・まちづくりセンター」と、平成25年、26年度の間、共同企画で行っておりました。
   
  過去のアーカイブ(第1回~116回)はこちら をご覧下さい。(過去の記事のリンクについては切れている場合があります。ご了承下さい。)
 

最新記事

第213回 ・自分のできる事が誰かの役に立つ~「循環型地域共生社会」って何?

ラジオを開く

服: 服部 加奈子 氏(inote+P(あいのてぷらすぴー) 代表)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
                           (右:服部 加奈子 氏 左:絹川)
◼︎概要

inote+P(あいのてぷらすぴー)の代表・服部 加奈子 氏が、循環型地域共生社会の実現に向けた活動について語った。自分のできることが誰かの役に立ち、感謝が返ってくる役割と感謝の循環を目指し、子ども新聞による地域取材活動と向島アクアベースでの洗濯物畳み体験を通じて、世代を超えた人間関係の構築と地域活性化を推進している。

◼︎要点一覧
・循環型地域共生の定義:自分のできることが誰かの役に立って、それが自分の楽しみとして返ってくる役割と感謝の循環のことである。存在するだけでも社会に貢献できる価値観を持つ社会の実現を目指している。
・子ども新聞活動の意義:子どもたちの柔軟な視点で地域や企業を取材し新聞化することで、大人が凝り固まった頭を柔らかくし、幼心を思い出させる循環を生み出している。
・向島アクアベースの社会実験:洗濯物を畳む手仕事を通じて、金銭的報酬ではなく、おしゃべりや手仕事ができる場を提供することで、参加者の役割感と繋がりを生み出す仕組みである。
・向島ニュータウンの現状課題:伏見区南部の市営住宅で、少子高齢化により空き家が増加し、人口減少と子どもの減少が進行している地域である。
・循環型地域共生の背景:代表の20年間の高齢者介護経験から、年を重ねるにつれ社会との繋がりが減少し役割を見失う現実を目の当たりにしたことが、年を重ねることがわくわくする社会を目指す原点となっている。
・目指す未来社会の形:世代や立場を超えて、人々が自分の役割を生かし合い、働く・学ぶ・支え合う・楽しむを循環させながら、地域全体で共に暮らしをデザインしていく社会である。

◼︎ネクストアクション
・建設現場の取材企画を検討する。「鳥人間コンテスト」人力飛行機プラットフォーム施工の40年以上の実績を持つ公成建設の現場への子ども新聞取材を実現する。
・向島アクアベースを月1回の定例化に向けて準備を進める。春からのスタートを目指して調整中である。
・ケアと町づくりをテーマにした5つのプログラムを1月24日から2月28日の期間で実施する。第1回目は1月24日土曜日16時から、医療・福祉事業とコミュニティ事業を展開する会社を運営する理学療法士で「境界線を曖昧にする〜ケアとコミュニティの関係を耕す」著者・糟谷 明範 氏を招いて開催する。

◼︎決定事項
・向島アクアベースの社会実験を月1回の定例化に決定した。参加者からの継続開催要望を受けて、春からのスタートを予定している。
・inote+Pと堀川商店街内の交流拠点「knocks! Horikawa」のコラボレーションにより、ケアと町づくりをテーマにした5つのプログラムを1月24日から2月28日の期間で実施することに決定した。

◼︎質問と回答
Q. 循環型地域共生とは何か
A. 自分のできることが誰かの役に立って、それが自分の楽しみとして返ってくる役割と感謝の循環のこと。そこに存在しているだけでも役に立つことがあり、ありがとうという感謝が生まれるような社会

Q. inote+Pの主軸となっている活動は何か
A. 子どもたちが新聞記者になって地域や企業を取材する『こども新聞』という活動。見出しや文章はほとんど子どもたちが作成している

Q. こども新聞の活動を通じてどのような循環が生まれるのか
A. 子どもたちの柔らかい視点で街や企業を見て、それを新聞という形で地域に発行することで、大人たちが幼心を思い出したり、子どもの目線を再確認したりする新たな視点が生まれる循環

Q. こども新聞の取材先はどのように決定されるのか
A. 大人編集長である代表が、できるだけ子どもたちのリクエストを受けて取材先を探している。ただしリクエストを聞いたからといって必ずしも実現するわけではない

Q. 子どもたちから出ている取材先のリクエストにはどのようなものがあるか
A. 和菓子屋さん、図書館、建設現場などのリクエストが参加している子どもたちから出ている

Q. 建設現場への取材ではどのような反応が子どもたちから出たのか
A. 工事休みの日の建設現場で家の土台を見せてもらった際、赤いホースと青いホースの水道パイプが通っているのを見て、血液の静脈と動脈のような配管が通っている理由について不思議に思う子どもたちがいた

Q. 向島アクアベースとはどのような取り組みか
A. 洗濯物を畳むという手仕事を通じて、その対価でコーヒーを飲める集いの場。株式会社アグティとinote+Pが協働で実施している社会実験

Q. 向島アクアベースに参加した方からはどのような声が出ているのか
A. 金銭的な報酬ではなく、手仕事をしながら皆と喋れて美味しいコーヒーが飲める場が、今後も継続してあるといいなという声が出ている

Q. 向島アクアベースの今後の予定は何か
A. 月1回の定例化を目指しており、春からスタートできそうな状況にある

Q. 向島ニュータウンはどのような場所か
A. 伏見区の南の方にある向島地域の中にある市営住宅。13階建てで、1つの街区に6棟から8棟の建物が建っており、11の街区がある。現在は空き家が多く、少子高齢化により人口が減少し、子どもが大幅に減少している

Q. 向島アクアベースの活動場所はどこか
A. 「むかちゅうひろば」というコミュニティースペース。廃校になった向島中学校の跡地に建てられた住宅の敷地の一角にあり、元々住んでいた地域の人と新しく住まわれた地域の人が一緒にそのスペースを盛り上げていく場所

Q. 服部 加奈子 氏が循環型地域共生という考え方を生み出した背景は何か
A. 約20年間高齢者介護の仕事をしてきた経験の中で、年を重ねることで社会とのつながりが減っていき、自分の役割を見失いがちになる現実を目の当たりにしたこと。年を重ねていくことがわくわくするような社会になってほしいという想いから

Q. 服部 加奈子 氏が介護の仕事を通じて気付いたことは何か
A. 介護の仕事はただお世話することではなく、その方と対話を楽しみ、日々の暮らしの中での言葉から本当の意味を見つけていくこと。その方達の役割ややりたいことを社会に繋げていくような仕組み作りがしたいと気付いた

Q. 今後目指している社会の形はどのようなものか
A. 世代や立場を超えて人々が自分の役割を生かし合って、働く、学ぶ、支え合う、楽しむを循環させながら地域全体で共に暮らしをデザインしていく社会

Q. 循環型地域共生の実現に向けた具体的な取り組みは何か
A. 向島アクアベースという社会実験として、子ども新聞や洗濯物をみんなで畳むなどの活動を実施しており、これまで2回実現し、今後は月に1回の実施を予定している

Q. ケアと町づくりをテーマにしたプログラムの実施期間はいつか
A. 1月24日から2月28日の間に実施される

Q. プログラムの第1回目はいつ開催されるのか
A. 1月24日土曜日16時から開催される

Q. 第1回目のプログラムのテーマは何か
A. 境界線を曖昧にするケアとコミュニティーの関係を耕すというテーマで、考える、語る、味わうをコンセプトに企画されている

◼︎トピックス
1.循環型地域共生の定義
・自分のできることが誰かの役に立ち、それが自分の楽しみとして返ってくる役割と感謝の循環。
・そこに存在しているだけでも感謝される社会。人間がいるだけで空気の色が変わり、役割と感謝の循環が生まれる。

2.子ども新聞事業
・子どもたちが新聞記者になり、地域や企業を取材する活動。2025年8月号など複数号を発行。
・見出しと文章はほぼ子どもたちが作成。A3両面カラー印刷で第10号まで発行。
・子どもの柔らかい視点で地域や企業を見て、大人に新たな視点を提供する循環を創出。
・大人編集長が子どもたちのリクエストを受けて取材先を探す。和菓子屋、図書館、建設現場など多様な取材先。
・建設現場での取材では、子どもたちが家の土台の赤青パイプ配管に興味を示し、不思議さを感じる。

3.向島アクアベース事業
・株式会社アグティと協働。伏見区向島で洗濯物を畳み、その対価としてコーヒーが飲める社会実験。
・2回の社会実験を実施。参加者は金銭報酬より、手仕事、会話、コーヒーという場の価値を評価。
・参加者から継続開催の要望があり、今後月1回の定例化を検討。春からのスタートが見込まれる。
・洛西ニュータウンでも同様の実験を実施。学生と高齢者が交流し、お茶やお菓子を共有する場が形成。

4.向島ニュータウンの現状
・伏見区南部の市営住宅。13階建て、11工区に分かれ、1工区に6~8棟の建物。
・かつて人口9000人規模だったが、現在は空き家が多く、少子高齢化で人口減少。子どもの数が大幅に減少。
・向島中学校が廃校となり、その跡地に新築住宅が建設。敷地の一角にコミュニティスペース「むかちゅうひろば」が設置。
・「むかちゅうひろば」は元住民と新住民が協働で盛り上げるコミュニティスペース。

5.高齢者介護の経験と社会への問題意識
・20年間の高齢者介護経験から、年を重ねるにつれ社会との繋がりが減少し役割を見失う現実を目撃。
・年を重ねることが悲しいのではなく、繋がりや知識が増えていくわくわくする社会を目指したい。
・介護はお世話ではなく、対話を通じて本当の意味を見つけ、役割を社会に繋げる仕組み作りが重要。

6.循環型地域共生の概念
・年を重ねるほど社会との繋がりが薄れるのではなく、逆に分厚くなる生き方を作ることが目標。
・傾聴ボランティア活動を通じて、認知症の方の話を聞く中で、同じ話でも表情や文脈が異なることを発見。
・何度も訪問することで、その方の本当の想いや辛さが見えてくる経験をしている。

7.目指す未来の形
・世代や立場を超えて、人々が役割を生かし合い、働く・学ぶ・支え合う・楽しむを循環させる社会。
・地域全体で共に暮らしをデザインしていく社会の実現を目指している。
・4つのキーワード:働く、学ぶ、支え合う、楽しむ

8.具体的な社会実験と取り組み
・こども新聞や洗濯物を畳むなどの向島アクアベース社会実験を2回実施。
・渦中広場を月に1回開催し、町の縁側・サードプレイスとして定着させる計画。

9.来年のイベント告知
・inote+Pと堀川商店街内の交流拠点「knocks! Horikawa」がコラボし、ケアと町づくりをテーマにプログラムを実施。
・期間は1月24日から2月28日、5つのテーマの企画を予定。
・第1回は1月24日土曜日16時から、医療・福祉事業とコミュニティ事業を展開する会社を運営する理学療法士で「境界線を曖昧にする〜ケアとコミュニティの関係を耕す」著者・糟谷 明範 氏を招き、ケアとコミュニティーの関係について考える。

投稿日:2026/01/01

第212回 ・「妊娠から子育て公開講座」スタート!~子育て応援の専門家勢ぞろい~

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中: 中本 晴夫 氏(社会福祉法人 京都府社会福祉事業団 理事長
勝: 勝山 久美子 氏(社会福祉法人 京都府社会福祉事業団 妊娠・子育てセンター長)
竹: 竹原 智美 氏(社会福祉法人 京都府社会福祉事業団 本部事務局 妊娠・子育て相談センター チームリーダー)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
◼︎概要
京都府社会福祉事業団が実施する「妊娠から子育てSNS相談事業」の進捗報告と公開講座の紹介番組である。5か月間で669件の相談(子育て481件、妊娠SOS188件)を受け、LINE相談により敷居の低い支援体制を構築している。12月13日から4回シリーズの公開講座を開始し、親性発達や発達支援、妊活心理、グリーフケアなど多角的な支援を展開する。◼︎要点一覧
・SNS相談事業の実績:約5か月間で総合相談481件、妊娠SOS相談188件、計669件の相談を受け、平均1日7件のペースで対応している。リピーターも多く、最多相談者は42回の利用実績がある。
・LINE相談の特徴と利点:匿名性と気軽さにより、電話や窓口では相談しにくい簡単な悩みや個人情報を避けたい相談者が利用しやすい。短いメッセージに対して信頼関係を構築し、適切な支援先へのつなぎ役となっている。
・対応専門家の体制:助産師、保健師、保育士、社会福祉士、公認心理師の5職種が対応。社会福祉事業団全体では35職種300人超の専門家が配置されており、多角的なサポートが可能である。
・妊娠SOS相談の特性:10代後半の若年層からの相談が圧倒的に多く、親に言えない妊娠に関する悩みが中心。短いメッセージでの対応を通じて、信頼関係構築と支援先への橋渡しを重視している。
・公開講座シリーズの開催:12月13日から4回シリーズで開催。第1回は京大の名は政子教授による親性発達講座、第2回は発達支援、第3回は妊活心理カウンセリング、第4回はグリーフケアをテーマとする。
・グリーフケアの重要性:妊娠者の15%が流産を経験するデータがあり、流産・死産経験者の心身ケアは重要な支援分野である。社会的に語られにくいテーマだが、人生における必然的な悲しみへの対応として位置づけられている。

◼︎ネクストアクション
・12月13日(土曜日)14時から妊娠から子育て公開講座第1回(親性発達講座)を会場およびオンラインで開催する。参加申し込みは社会福祉事業団ホームページまたはキーワード「妊娠から子育て公開講座」で検索して受け付ける。:社会福祉事業団
・1月11日(日曜日)に公開講座第2回(発達支援セミナー)を開催。京都府立こども発達支援センターの平井小児科医師と公認心理師の酒井先生が、発達特性のあるお子さんの理解と支援について講演する。:社会福祉事業団
・2月11日に公開講座第3回(妊活応援セミナー)を開催。生殖心理カウンセラーの垂水みなと先生が、妊活・不妊治療中のパートナー関係と心理面のサポートについて講演する。:社会福祉事業団
・公開講座第4回(グリーフケアセミナー)を開催。流産・死産経験者の心身ケアについて、子供を亡くした家族の会「小さな命」を運営する坂下先生が講演する。:社会福祉事業団
・京都府および京都市のホームページに妊娠から子育て公開講座の情報を掲載し、受付窓口へのアクセスを確保する。:京都府・京都市
・地下鉄および市バスに「きょうと妊娠から子育てSNS相談」および「妊娠SOS」のポスターを掲示し、LINE相談の認知度向上を図る。:社会福祉事業団

◼︎決定事項
・妊娠から子育てSNS相談事業は5か月間で669件の相談実績を達成し、事業継続が決定された。
・妊娠から子育て公開講座を4回シリーズで開催することが決定。12月13日から開始し、親性発達、発達支援、妊活心理、グリーフケアの4テーマで実施する。
・LINE相談の対応方針として、相談者の短いメッセージに対して簡潔に返答し、信頼関係構築と適切な支援先への橋渡しを重視することが確認された。
・社会福祉事業団と京都三条ラジオカフェが連携し、今後さらなるラジオ番組の可能性について検討することが決定された。

◼︎質問と回答
Q. 「きょうと妊娠から子育てSNS相談事業」の相談件数はどのくらいか
A. 約5か月間で、子育ての総合相談が481件、妊娠SOS相談が188件、合計669件。毎日平均7件程度のご相談を受けている

Q. SNS相談はどのような方法で行われているのか
A. LINEで気軽に相談できる。匿名で個人情報を入れなくても利用でき、相談しやすい場所となっている

Q. 子育て相談ではどのような内容が多いのか
A. 特に乳児期(1歳までの赤ちゃん)を子育てしているお母さんから、母乳やミルクの量、洋服の選び方など、様々なご相談をいただいている

Q. 相談者の中でリピーターはいるのか
A. はい。現在42回程度ご相談いただいている方もいる。毎回異なる内容で、母乳、室温、食事など多岐にわたっている

Q. 妊娠SOS相談の相談者の特徴は何か
A. 子育て相談は20代~30代の保護者が多いのに対し、妊娠SOS相談は10代後半の方が圧倒的に多い。親には言えないような相談が多く寄せられている

Q. LINE相談に対応している専門家はどのような職種か
A. 助産師、保健師、保育士、社会福祉士、公認心理師の5分野の専門家が対応している

Q. 社会福祉法人京都府社会福祉事業団の職員構成はどのようになっているのか
A. 35職種、300人強の職員が在籍している

Q. 妊娠から子育て公開講座スタートはいつ開催されるのか
A. 1番直近は12月13日土曜日14時から。その後1月11日、2月11日と続く4回シリーズ。会場でもオンラインでも参加可能

Q. 12月13日の公開講座ではどのような内容が予定されているのか
A. 京都大学大学院教育学研究科の明和 政子教授を講師にお招きし、孤独な育児ではなく集団での子育てについて、また親の脳が子どもとの関わりの中で育っていくことについて学ぶ予定

Q. 公開講座の申し込み方法は何か
A. 社会福祉法人京都府社会福祉事業団のホームページを確認するか、キーワード「妊娠から子育て公開講座」で検索すれば、京都府・京都市のホームページでも情報が掲載されている

Q. LINE相談の返信方法の特徴は何か
A. 相談者が1~2行の短いメッセージを送ってくるため、相談者が求めていることに寄り添った簡潔な返信をしている。長すぎる回答は読まれないため、相談者の質問に直接答える形式を取っている

Q. LINE相談の役割は何か
A. 直接的な支援や窓口への案内ができるわけではなく、まず信頼関係を築き、相談者が支援してくれる人や窓口があることを感じていただくための最初の窓口として機能している

Q. 子育てセミナー2ではどのような内容が扱われるのか
A. 子どもの行動にこだわりがあったり、コミュニケーションが苦手な場合の理解と支援、発達特性のあるお子さんの自己肯定感を高める関わりについて、オンラインと会場両方で受講できる

Q. 妊活応援セミナーではどのようなテーマが扱われるのか
A. パートナーと向き合う妊活、不妊治療心理カウンセリングの現場から、認可治療中の方の心理面をサポートする内容

Q. グリーフケアセミナーのテーマは何か
A. 流産や死産を経験された方の心や体の状態を理解して、ご自身の悲しみをケアしていくというテーマ

Q. 流産の発生率についてのデータはあるか
A. 妊娠された方の15パーセントが流産するというデータがある

Q. 公開講座はいつ開催されるのか
A. 令和8年1月11日日曜日

◼︎トピックス
1.「きょうと妊娠から子育てSNS相談事業」の実績
・約4~5か月で総合相談481件、妊娠SOS相談188件、合計669件の相談を受付。平均毎日7件程度。
・リピーターが多く、最多相談者は42回の相談実績。内容は母乳、衣類、温度管理など多岐にわたる。
・パパからの相談も増加。出産後6~8日目から動画を送付するなど、客観的で整理された情報が得られる。
・相談者は20~30代の保護者が多い子育て相談に対し、妊娠SOS相談は10代後半が圧倒的多数。
・LINE相談は匿名で個人情報不要のため、敷居が低く相談しやすい環境を実現。

2.相談対応体制
・助産師、保健師、保育士、社会福祉士、公認心理師の5職種の専門家が対応。
・京都府社会福祉事業団全体では35職種、300人強の専門家が在籍。
・LINE相談では1~2行の短いメッセージに対し、相手の求めることに寄り添った簡潔な返答を心がけている。
・信頼関係構築を重視し、相談者が支援システムや相談窓口へつながるための最初の窓口として機能。

3.妊娠から子育て公開講座スタート
・4回シリーズの公開講座を開催。12月13日土曜日14時に最新講座を予定。
・京都大学大学院教育学研究科の明和 政子教授を講師に招聘。NHK「すくすく子育て」番組で知見を得た。
・講座テーマは「孤独な育児」から「集団での子育て」への転換。人間は本来集団で子育てするべきという研究成果を紹介。
・親性は関わりを通じて育つ。父親も子どもとの関わりを増やすことで親としての脳が発達するという研究知見を共有。

4.社会的背景と変化
・育児休暇を取得する男性技術者が増加。国交省でも現場対応の工夫により対応可能に。
・時代が変わりつつあり、子育てだけでなく親自身も成長する認識が広がっている。
・育児参加により男性の視野が広がり、他者への理解や価値観が拡大する傾向。

5.妊娠から子育て公開講座について
・男性の育休取得が企業の姿勢として評価される時代へ。世代による意識変化が進行中。
・申し込みは社会福祉事業団のホームページまたは「妊娠から子育て公開講座」キーワード検索で可能。
・京都府京都市との共済事業として実施。両自治体のホームページでも案内掲載。

6.4回シリーズセミナーの内容
・セミナー1:教授による子育て支援。1月11日、2月11日に開催予定。
・セミナー2:京都府立こども発達支援センターの平井小児科医師と公認心理師の酒井先生が、発達特性のあるお子さんの自己肯定感を高める関わりについて講演。オンライン・会場両方で受講可能。
・セミナー3:妊活応援セミナー。生殖心理カウンセラーが妊活・不妊治療の心理面をサポート。京都府立医科大学附属病院精神科足立病院生殖医療センターの垂水みなと先生が講演予定。
・セミナー4:グリーフケアセミナー。流産や死産を経験された方の心身ケアについて。子どもを亡くした家族の会「ちいさないのち」代表の坂下 裕子先生が「子供を亡くした家族の会小さな命」の観点から講演。

7.グリーフケアについて
・グリーフケアは妊娠された方の15%が経験する流産に関連する重要なテーマ。
・流産や死産は大きく語られない分野だが、人生の中で向き合わなければならない悲しみ。
・誰もが身内にそのような経験者がいる可能性があり、注目すべき重要なテーマ。

8.子育ての社会的変化
・従来は女性が子育てを一人で担う傾向があったが、現在は親世代も含めて皆で子育てする時代へ。
・建設業など様々な業界からも子育て支援の働き方が可能。
・シェアハウスやグループホームなど、血縁のない人との共生モデルが注目される。
・象さん家など新しい家族形態の実例が存在し、複数の大人で子育てする環境が構築可能。

投稿日:2025/12/01

第211回 ・叡山電鉄100周年おめでとうございます ~ 何やら一杯しかけたはります!

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豊: 豊田 秀明 氏(叡山電鉄株式会社 代表取締役社長)
中: 中西 喜芳 氏(叡山電鉄株式会社 総務部課長)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
          (左:豊田 秀明 氏  右:中西 喜芳 氏)
◼︎概要
叡山電鉄の開業100周年を記念した各種プロジェクトについての説明会。新観光列車「舞」の導入、出町柳駅での沿線風景を中心に据えた 鳥瞰 図の展示、京都芸術大学・京都精華大学との包括連携協定に基づく「未来のえいでん」アートプロジェクトなど、複数の記念企画の実施内容が報告された。

◼︎要点一覧
・新観光列車「舞」の特徴:着物をモチーフとしたデザインで、川島織物セルコンが外装・内装をデザイン。パノラミックウィンドウを備え、観光に特化した車両として開発
・大学との包括連携協定:京都芸術大学・京都精華大学と包括連携協定を締結し、地域活性化に向けた協力体制を構築
・「未来のえいでん」アートプロジェクト:両大学の学生作品を各駅に展示。プロのアーティストも参加し、駅施設を活用したアート展示を実施

◼︎ネクストアクション
・紅葉の徐行運転とライトアップを11月7日から実施:叡山電鉄

◼︎決定事項
・「未来のえいでん」アートプロジェクトを10月25日から12月7日まで開催

◼︎質問と回答
Q. 叡山電鉄の新しい観光列車「舞」の特徴は何か
A. 着物をモチーフにしたデザインで、川島織物セルコンがデザインを担当。上部に広いパノラミックウィンドウがあり、つり革は和風素材、マンションホールは簪に見立て、座席シートは帯をイメージしたデザインとなっている

Q. 叡山電鉄の観光列車「ひえい」のデザインの由来は何か
A. 比叡山と鞍馬山という2つの霊峰にちなんで、だ円をモチーフにしている。前面、側面の窓、握り棒など全てがだ円で構成されており、鉄道友の会のローレル賞を受賞している

Q. 叡山電鉄の紅葉シーズンの取り組みは何か
A. 11月7日から紅葉の徐行運転とライトアップを実施。展望列車「きらら」で観光客向けに紅葉狩りを楽しめるサービスを提供している

Q. 出町柳駅に展示されている鳥瞰図の特徴は何か
A. 京都精華大学の堂野 能伸 氏が描いた空からの町の眺めで、叡山電車沿線の風景、神社仏閣、公園に加え、京都市内や大阪、名古屋、富士山まで描かれており、2025年ならではの風景も含まれている

Q. 「未来のえいでん」アートプロジェクトとは何か
A. 叡山電鉄の各駅に京都精華大学と京都芸術大学の学生の作品を展示するプロジェクト

Q. 副産物物産展の作品はどこに展示されているか
A. 叡山電鉄の比叡山口駅に展示されており、踏切の遮断機や電車の部品などの廃材をアート作品として仕上げたもの

Q. 中野 裕介 氏のパラモデルの作品はどこに展示されているか
A. 貴船口駅と鞍馬駅の2駅に展示されており、貴船口駅ではプラレールを使って樹木の根が伸びていくような作品を展開している

◼︎トピックス
1.出席者紹介
・叡山電鉄の豊田社長と中西課長が出席

2.叡山電鉄100周年の概要
・2025年9月27日に開業100周年を迎え、地域や関係者への感謝を表明。単なる移動手段以上の価値を提供する企業を目指している。
・紅葉シーズンの特別運行として11月7日から紅葉の徐行運転とライトアップを実施予定。

3.特徴的な車両について
・展望列車「きらら」は片側がガラス張りで観光客に人気。インバウンド需要も増加している。
・観光列車「ひえい」は楕円をモチーフとしたデザインで、比叡山と鞍馬山という2つの霊峰を表現。鉄道友の会からローレル賞を受賞。
・100周年記念として新車両「舞」をデビュー予定。川島織物セルコンによる着物をモチーフとしたデザインを採用。

4.100周年記念企画
・出町柳駅に鳥瞰図を展示。京都精華大学講師の堂野義信氏による作品で、叡山電鉄沿線の風景や様々な地域の様子を描写。
・「未来のえいでん」アートプロジェクトを10月25日から12月7日まで実施。

5.大学連携の背景
・叡山電車沿線には京都芸術大学、京都精華大学など芸術系大学が多く、文教地区としての特徴がある。両大学と包括連携協定を結んでいる。
・鉄道会社として町の発展が重要であり、大学の発展が地域の活性化につながるという考えから連携を推進。

6. 「未来のえいでん」アートプロジェクト
・両大学の学生作品を叡山電車の全駅で展示する企画を実施。学生たちに作品発表の場を提供。
・プロの芸術家による特別企画として、副産物物産展による廃材アート作品を比叡山口駅に展示。
・中野 裕介 氏とパラモデルによる、プラレールを使用した大規模インスタレーションを貴船口駅と鞍馬駅に設置。
・出町柳駅では未来をイメージした大型絵画を展示するなど、各駅で多様なアート作品を展開。

 

投稿日:2025/11/20

第210回 ・Jam Sessionz ナイトってご存知ですか?~偏愛が奏でる協奏曲

ラジオを開く

西: 西村 遥加 氏(京都三条ラジオカフェ 放送局長)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
                      (右西村 遥加 氏 左:絹川)
◼︎概要

Jam Sessionz ナイトというイベントの振り返り会話。音声発信メディアの多様化と京都での情報発信の意義について議論。ポッドキャストやコミュニティFMなど、新しい音声メディアの可能性と、京都における地域密着型の情報発信の重要性が語られた。

◼︎要点一覧
・Jam Sessionz ナイトの特徴:様々な立場の人が集まり、肩書や役職に関係なく対話する場として機能している
・音声メディアの現状:若い世代を中心に音声発信者が増加し、ポッドキャストなどの新しい形式が普及している
・京都の情報発信の特徴:地域に根ざした人々の活動や価値観を発信する場として機能している

◼︎ネクストアクション
・ラジオカフェでの番組制作の募集・促進:西村局長

◼︎決定事項
・音声コンテンツのアーカイブ化と文字起こしを継続して実施する

◼︎質問と回答
Q. ラジオカフェには現在何番組ぐらいあるのか
A. 68から100の間を行き来する番組数がある

Q. ラジオカフェの独自制作番組はどのようなものがあるのか
A. 西村氏と藤本事務局長が担当する2つの番組があり、西村氏の番組は居酒屋トーク風、藤本氏の番組は社会派でまちづくりや地域に関する内容を扱う

Q. Jam Sessionz ナイトとは何か
A. 様々な方々が肩書や役職に関係なく出会うことで生まれる交流を、ジャズのセッションになぞらえたイベント

Q. ラジオ番組の収録内容はどのように保存・活用されるのか
A. 文字起こしを行い、必要な画像データも添付してホームページ上のサーバーに保管され、広報ツールとして活用できる

Q. ラジオ番組出演の副次的効果は何か
A. 普段出会えない人との出会いの機会創出、自身の考えの言語化、家族への活動報告、ゲストのモチベーション向上などの効果がある

Q. 音声コンテンツの技術的進化はどうなっているか
A. AIによる要約プログラムの活用、自動文字起こし、YouTubeでの自動字幕生成、外国語から日本語への自動翻訳が可能になっている

◼︎トピックス
1.イベントの概要
・Jam Sessionz ナイトという会社が1年半前に設立。ジャズのジャムセッションのように、様々な人が集まって自由に交流するイベントを企画している。
・20~30名程度が集まり、登壇者と参加者が入り混じって45人のグループで対話を行う形式。
・参加した5組の登壇者:京都信用金庫ソーシャル・グッド推進部、ハンケイ500メートル(KBS京都)、Jam Sessionz ナイト、現役大学生のポッドキャスト、絹川

2.音声メディアの現状
・ラジオカフェでは68~100の番組が放送されており、新しいメディアとしてポッドキャストやインスタライブなどが若い世代に普及している。
・SNSの普及により、日常的な発信文化が定着。若い世代にとってはネイティブな存在となっている。

3.京都の特徴と魅力
・京都は一度住むと他に移れない「京都沼」と呼ばれる魅力がある。地元の人には気づきにくい特徴だが、外から見ると独特の文化がある。
・表面的には厳しそうに見える京都だが、一歩踏み込むと人のつながりを大切にし、特に若い人に優しい特徴がある。

4.情報発信の現状と可能性
・インスタライブやポッドキャストなど、AIの要約プログラムや自動文字起こし、自動翻訳など、技術の進歩により情報発信が容易になっている。
・若い世代は深い世界を求めているが、インターネット上に情報が出にくい面がある。ラジオ番組を通じて価値観や思考の幅を広げることができる。

5.ラジオ番組の効果
・番組アーカイブを公開することで信用構築につながり、京都の面白い人々を知る窓口となっている。
・出演者は自身の考えを言語化でき、新たな気づきを得られる。また、家族に活動を知ってもらう機会にもなる。
・特に行政職員の場合、番組出演後にモチベーションが上がり、職場の活性化につながることがある。

投稿日:2025/10/31

第209回 ・共同書庫ってご存知ですか?~蔵書の共有空間が誕生!

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村: 村瀬 信 氏(京都大学大学院文学研究科専攻)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
                               (左:村瀬 信 氏 右:絹川)
◼︎概要
京都市西京区で2025年2月にオープンした共同書庫の取り組みについて紹介。京都大学熊野寮の談話室をモデルに、4人の元寮生が月額2500円の会員制で運営。1階は蔵書スペース(2000冊収容)、2階は読書・イベントスペースとして機能。月3回程度の読書会や文化イベントを開催し、地域のサードプレイスとして機能している◼︎要点一覧
・共同書庫の概要:会員制(月2500円)で個人蔵書を100冊まで置け、1階は無料開放、2階は有料(非会員500円)の読書・イベントスペース
・施設の運営体制:月・金13時〜20時、土日12時〜19時で営業。TwitterやInstagramで情報発信
・イベント開催状況:月3回程度の頻度で読書会、映画上映会、文化イベントなどを実施

◼︎ネクストアクション
・10月に踊りのパフォーマンスイベントを2階スペースで実施予定
・9月はものづくりをテーマとしたイベントを実施予定

◼︎決定事項
・ラジオカフェから提供された15分の特別番組枠で共同書庫について再度番組制作を行う

◼︎質問と回答
Q. 共同書庫の利用料金はいくらか
A. 会員は月額2500円。非会員は2階利用時のみ500円。1階は誰でも無料で利用可能

Q. 共同書庫の蔵書システムはどのようになっているか
A. 会員は個人の蔵書を100冊まで置くことができ、現在約2000冊が収蔵されている。本の提供者が許可すれば貸出も可能

Q. 共同書庫の施設構成はどうなっているか
A. 1階が図書スペース、2階は畳敷きの居間でWi-Fi完備。2階には小テーブル4つと椅子のコーナー、映画鑑賞用スクリーンがある

Q. イベントの開催頻度はどのくらいか
A. 月3回程度のペースで読書会や上映会などを実施している

Q. 共同書庫設立の経緯は何か
A. 京都大学熊野寮の談話室での経験をもとに、4人の運営メンバーが居心地の良い交流空間を作るために設立した

Q. 営業時間はいつか
A. 月曜日と金曜日が13時から20時、土曜日と日曜日は12時から19時。ただし、イベント等により変更の可能性あり

Q. 営業時間の確認方法は
A. Twitter、Instagram、ウェブサイトで確認可能

Q. 施設の運営形態はどのようなものか
A. 営利目的ではなく、運営者が負担しながら運営している

Q. 月会費はいくらか
A. 2500円

◼︎トピックス
1.共同書庫の概要
・月額2500円の会員制で、個人の蔵書を100冊まで置くことができる。誰でも無料で閲覧可能で、許可があれば貸出も可能。
・1階は図書スペースで2000冊ほどの本が並び、2階は畳敷きの居間スペースでWi-Fiも完備。
・非会員は500円で2階利用可能。1階は誰でも無料で利用可能。

2.施設の特徴と活用
・月3回程度のペースで読書会や上映会などのイベントを開催。蔵書共有スペースかつイベントスペースとして機能。
・2025年2月にオープンし、徐々に地域への認知度が上がっている。
・京都大学熊野寮の談話室をモデルとした居心地の良い交流空間を目指している。

3.運営体制
・京都大学熊野寮で出会った4人(村瀬 信 氏、川副 博嗣 氏、南沢 想 氏、吉原 総 氏)が運営。
・本を基軸とした教養共有の場として、読書会やロシア文化月間など様々な文化イベントを実施。

4.共同書庫の活動内容
・2階の実習空間では、小学生から高校生まで幅広い年齢層が利用可能。勉強ができる人が当番として教え合いの場も自然発生している。
・月3つ程度の企画を実施。読書会、映画鑑賞会、感想共有など、取り掛かりやすい企画を意識的に展開している。
・10月には踊りのパフォーマンス、9月はものづくりをテーマにしたイベントなど、多様な企画を予定している。

5.施設運営情報
・営業時間は月曜・金曜が13時から20時、土日が12時から19時。イベントにより変更の可能性あり。
・InstagramやTwitter、ウェブサイトで最新情報を発信している。
・非営利目的で運営。運営者たちで費用を負担しながら継続している。

6.行政との関係
・京都市総合企画局都市経営戦略企画が注目。若い層の定着に向けた課題解決のヒントとして期待されている。
・京都市の大学生(14~15万人)の8~9割が卒業後に転出する課題に対する一つの解決策として注目されている。

投稿日:2025/08/31

第208回 ・妊娠子育て相談センターopen!~地域とつながる架橋となりたい~

ラジオを開く

中: 中本 晴夫 氏(社会福祉法人 京都府社会福祉事業団 理事長
川: 川端 延子 氏(社会福祉法人 京都府社会福祉事業団 本部事務局長)
竹: 竹原 智美 氏(社会福祉法人 京都府社会福祉事業団 本部事務局 医療・福祉連携推進課保健師)
西: 西村 朋 氏(社会福祉法人 京都府社会福祉事業団 本部事務局 事業・企画課総括主任)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
◼︎概要
社会福祉法人 京都府社会福祉事業団が7月1日から新規事業として、LINEを活用した2つの相談事業(妊娠SOSと妊娠から子育てSNS相談)を開始。342名の職員を有し、5分野の福祉サービスを展開する専門性を活かし、予期せぬ妊娠や子育ての悩みに対して、匿名で相談できる支援体制を構築した。◼︎要点一覧
・京都府社会福祉事業団の組織概要:342名の職員、平均年齢40歳、5分野(児童・障害者・高齢者・救護・医療)の福祉サービスを展開する専門家集団である
・新規相談事業の特徴:LINEを活用した匿名相談が可能で、専門家2人体制で対応。市町村では対応しきれない相談や専門的な相談に対応する
・相談員の体制:事業団職員と助産師の2人体制で対応し、厳しい研修を経て相談業務にあたる

◼︎ネクストアクション
・相談窓口の二次元コードなどの情報をインターネット上で公開する

◼︎決定事項
・7月1日から2つの相談事業(京都妊娠から子育てSNS相談、助け妊娠SOS相談)を開始
・相談対応は事業団職員と助産師の2人体制で実施

◼︎質問と回答
Q. 京都府社会福祉事業団の規模はどのくらいか
A. 職員342名が働いており、京都市に4か所、京田辺市に2か所、城陽市に1か所の府立社会福祉施設及び病院を運営している

Q. 新しく開始した相談事業にはどのようなものがあるか
A. 「京都妊娠から子育てSNS相談」と「妊娠SOS相談」の2つの相談事業を開始した

Q. 妊娠SOS相談の特徴は何か
A. LINE相談を中心に、予期しない妊娠の相談に対応。相談者の匿名性を保ち、住所・年齢等の個人情報は不要。事業団職員と助産師の2人体制で対応している

Q. 京都妊娠から子育てSNS相談はどのような人を対象としているか
A. 市町村の必要情報にたどり着けない人、市町村には相談しにくい人、より専門的な相談を希望する人の3種類を想定している

Q. 新しい相談事業はどのような連携体制があるのか
A. 医療機関、助産施設、性暴力被害者支援センター、DV相談支援センター、労働局、法テラス(経済的にお困りの方を対象とした無料法律相談所)、子育てペアサポート、保育協会、私立幼稚園連盟など多数の機関と連携している

Q. 7月1日から開始される事業の内容は何か
A. 京都妊娠から子育てSNS相談と京都妊娠SOSの2つの事業を社会福祉事業団が運営する

Q. 相談対象は居住地域で制限されるのか
A. 最初は居住地域での相談を推奨するが、SNSでの相談は地域を限定せず、全国からの相談を受け付ける

Q. 男性からの相談は受け付けているのか
A. 男性からの相談も実際に受け付けている

◼︎トピックス
1.社会福祉法人京都府社会福祉事業団の概要
・昭和52年設立の社会福祉法人で、342名の職員が在籍。京都市4か所、京田辺市2か所、城陽市1か所で施設運営
・児童福祉、障害者・児施設、高齢者施設、救護施設、病院診療所など幅広い分野をカバー。35職種の専門性を持つ
・職員の平均年齢40歳で、男女比率は半々。ジョブローテーションによる人事異動も実施

2.新規事業:SNS相談サービス
・7月1日から2つの相談事業(京都妊娠から子育てSNS相談、助け妊娠SOS相談)を開始
・LINE相談を中心に、予期せぬ妊娠や複雑な背景を持つ相談者向けのサービスを提供
・相談者の個人情報は不要とし、京都府・市の住民以外からの相談も受付
・事業団職員と助産師の2人体制で対応。厳しい研修を経て相談業務に当たる

3.相談サービスの対象者と特徴
・想定される相談者は3タイプ:1.市町村の情報にアクセスできない人、2.身近な機関への相談を躊躇する人、3.専門的な相談を求める人
・LINEでの気軽な相談対応が可能。市町村への相談にはハードルを感じる人向けの入り口として機能
・頑張りすぎる子育て世代、特に自分で抱え込みがちな母親からの相談が多い

4.事業運営の特徴と課題
・京都府・京都市・事業団の3者協調事業として実施。それぞれの取り組みを活かしながら連携を図る
・多数の連携先(医療機関、助産施設、性暴力被害者支援センター、DV相談支援センター、労働局、法テラスなど)とのネットワークを活用

投稿日:2025/07/31

第207回 ・あなたとセカイをチカクする ~合同会社なんかしたい ってご存じですか?

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清: 清水 大樹 氏(合同会社なんかしたい 代表
島: 島村 美都希 氏(合同会社なんかしたい)
村: 村木 勇介 氏(合同会社なんかしたい)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
    (左:村木 勇介 氏 中:島村 美都希 氏 右:清水 大樹 氏
◼︎概要
京都の西院エリアで展開する合同会社なんかしたいの事業内容と特徴について紹介。同社は学習塾、学童保育、食堂を運営し、地域コミュニティの拠点として機能している。特に学童保育から塾へのシームレスな支援体制や、200円からの食堂運営により、地域住民の居場所づくりに貢献している。

◼︎要点一覧
・事業内容:8件の長屋を改装し、学習塾・学童保育・食堂を運営。地域に根差した学びと居場所づくりを実施
・学童保育・塾の特徴:1対2までの少人数制で、70分授業のうち5分は雑談の時間を設け、生徒との関係構築を重視
・食堂運営:平日17:45~22:00営業、学生200円・社会人300円からの価格設定で地域の居場所として機能

◼︎ネクストアクション
・学童保育をスタッフと子供達で一緒に作り上げていく体制の構築:島村 美都希 氏

◼︎決定事項
・塾の指導は1対2までの少人数制を維持
・食堂の営業時間を平日17:45~22:00に設定

◼︎質問と回答
Q. 合同会社なんかしたいは具体的に何をやっているのか
A. 京都の西院駅から徒歩4~5分の場所で、8件の長屋(7軒改装、1軒新築)を使って、個別指導塾、学童保育、地域食堂(うどん屋)を運営している

Q. 活動期間はどのくらいか
A. 14年目で、大学生時代のプロジェクトから始まり、徐々に現在の形になった

Q. 個別指導塾の特徴は何か
A. 1対2までの少人数制で、70分の授業時間のうち最初の5分は大学生講師との雑談から始まる

Q.「まなあそ食堂」はどのような場所か
A. 安価で温かい美味しい食事を提供し、誰でも日常的に利用できる食堂として運営している

Q. 食堂の営業時間は何時か
A. 平日の17時45分から22時まで

Q. 食堂の料金設定はどうなっているか
A. 学生200円から、社会人300円から。大盛りは大人500円、子供300円

Q. 食堂のメニューの特徴は何か
A. 日替わり10種の具だくさんうどんで、ちくわ、ピーマン、ゆで卵、お揚げ、ネギなどが具材として提供される

Q. 食堂の利用者層はどのような人たちか
A. 小中高大学生、親御さん、地域のお年寄りなど。週3~4回来る常連客もいる

◼︎トピックス
1.番組概要・ゲストは清水 大樹 氏(合同会社なんかしたい代表)、島村 美都希 氏、村木 勇介 氏の3名

2.合同会社なんかしたいの事業内容
・京都の西院駅から徒歩4~5分の場所で、8件の長屋(改装7件、新築1件)を活用し、学習塾、学童保育、地域食堂を運営
・14年間の活動で、大学生プロジェクトから始まり、小学生、保護者、地域の高齢者まで関わりを広げている
・人々が相談できる関係性や場所づくりを目指している

3.学童保育・塾の運営状況
・小学1年生から中学生まで継続的なサポートを実現。幼稚園児から見守り、現在スタッフとして働くまでの事例もある
・生徒や保護者の気持ちに寄り添い、学習面だけでなく日常生活の相談にも対応
・スタッフと子供たちが一緒に学童を作り上げていく方針

4. 「まなあそ食堂」の取り組み
・安価で温かい食事を提供する日常的な居場所として機能。平日17:45~22:00営業で、学生200円、社会人300円から提供。具だくさんうどんが人気メニュー。
・地域のお年寄りを含む常連客が週3~4回程度来店。食事を通じた自然なコミュニケーションの場となっている。約2000人が利用。

5.地域コミュニティの形成
・塾や学童保育がきっかけとなり、保護者や地域住民へと利用者が拡大。銭湯など地域の紹介で口コミが広がっている。
・小中高大学生、保護者、地域住民がフラットに立ち寄れる「町の縁側」「地域の居場所」として機能している。

投稿日:2025/06/30

第206回 ・地域企業の役割はふやせるはずだ! ~スゴイ30才に出会いました

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原:  原田 岳 氏(株式会社taliki 取締役CCO/「U-35-KYOTO 」プロジェクトマネージャー)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
     (左:原田 岳 氏 右:絹川)
◼︎概要
株式会社taliki取締役の原田 岳 氏が、社会課題解決型ビジネスの支援と地域企業の役割について語った。株式会社talikiでは年間50件、累計400事業の支援を行い、ビジネスとして成立する社会課題解決モデルを実証してきた。また、「U-35-KYOTO 」での活動を通じて、市民の主体的な地域課題解決への参画を促進している。

◼︎要点一覧
・株式会社talikiの事業内容:起業家支援を通じて社会課題・地域課題をビジネスで解決する事業を年間50件、累計400事業支援している
・「U-35-KYOTO 」の活動:市民のワンアクションを支援し、京都の将来を議論・考える場とコミュニティを提供している
・地域企業の新しい役割:行政依存から脱却し、ビジネスとして持続可能な形で社会課題を解決する主体となることが期待される

◼︎ネクストアクション
・株式会社talikiと「U-35-KYOTO 」の活動について詳細を調べる:視聴者

◼︎決定事項
・株式会社talikiの支援事業数:年間50件、累計400事業

◼︎質問と回答
Q. 株式会社talikiはどのような事業を行っているか
A. 起業家支援を行っており、特に社会課題・地域課題をビジネスで解決する起業家の事業創出支援と投資を行っている。年間50件、累計400事業の支援実績がある

Q. 「U-35-KYOTO 」の活動内容は何か
A. 市民のワンアクションを支援し、京都の将来について市民が議論できる場所や考える場所を提供するコミュニティ活動を行っている

Q. 株式会社talikiと「U-35-KYOTO 」の活動の違いは何か
A. 株式会社talikiはビジネス創出支援と投資を行う上流の経済変革を担当し、「U-35-KYOTO 」は市民の活動支援やコミュニティづくりを行う市民レベルの活動を担当している

Q. SDGsマークの使用についてどのような意見があるか
A. 実際に取り組みを行っているのであれば、マークを付ける必要はないという意見がある

Q. 英勲・齊藤酒造株式会社の特徴的な取り組みは何か
A. 農業試験場で保存されている使われなくなった酒造好適米の品種を、お客様と一緒に田植えから稲刈りまで育て、品種保存と日本酒造りを行っている

Q. 優秀な社員の特徴として挙げられているのは何か
A. 仕事が忙しい中でも、地域活動(民生委員、PTA、少年野球の指導、消防団など)に積極的に参加し、地域での信用が厚い

◼︎トピックス
1.登壇者紹介
・株式会社taliki取締役かつ「U-35-KYOTO 」プロジェクトマネージャーの原田 岳 氏(30歳)が登壇
・株式会社talikiは起業家支援を行い、社会課題・地域課題解決型ビジネスの支援と投資を実施。年間50件、累計400事業を支援

2. 「U-35-KYOTO 」の活動
・京都市基本計画の広報企画として始まり、広報誌「U-35-KYOTOタブロイド」を通じて若者の町づくり参加を促進
・市民のワンアクションを支援し、京都の未来を議論できるコミュニティを形成

3.社会課題解決の新しいアプローチ
・自治体の役割変化と税収減少に対応し、民間主導での課題解決を目指す
・行政サービスの一部を事業化・ビジネス化することで、効率化と行政負担軽減を実現

4.地域課題解決とビジネスの両立
・地域企業が地域課題・社会課題の解決に取り組み、市民の意識も高まることで、企業活動と市民生活の両面からアプローチすることの重要性が指摘された。
・社会課題解決型ビジネスの持続可能性について議論。行政助成金依存から脱却し、ビジネスとして成立させることの重要性と難しさが指摘された。
・8年間の支援実績から、社会課題解決型ビジネスの収益性が徐々に証明されてきている。

5.若者と社会課題への意識
・採用面接などで、社会課題解決に関心を持つ若い層が増加している傾向が報告された。
・SDGsの形式的な活用よりも、実質的な取り組みの重要性が強調された。

6.地域企業の役割と実例
・日本酒メーカーの事例:絶滅危惧品種の保存活動とお客様との共同作業を通じた価値創造の取り組みが紹介された。
・優秀な社員は業務だけでなく、地域活動(民生委員、PTA、少年野球指導、消防団など)にも積極的に関与している事例が共有された。

投稿日:2025/05/07

第205回 ・八潮市の道路陥没事故に思う事~皆で考えるインフラの未来

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善: 善本 哲夫 氏(立命館大学 経営学部経営学科 教授)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
     (左:善本 哲夫 右:絹川)
◼︎概要
八潮市の道路陥没事故を契機に、インフラ維持の課題と未来について議論。スウェーデンの建設現場視察から得られた知見として、人口が少ない中でのインフラ整備手法、チルトローテータなどの先進技術活用、人材育成システム、そして対話とイノベーションを重視する文化について共有された。◼︎要点一覧
・スウェーデンの建設業の特徴:人口が日本の10分の1でありながら、先進技術と効率的な施工方法により少人数で現場を運営している
・建設現場の技術革新:チルトローテータの95%導入率や多機能アタッチメントにより、少人数での効率的な作業を実現
・建設業の人材育成:専門学校での体系的な教育システムにより、オペレーターの社会的地位が確立している
・労働環境への配慮:20kg以上の重量物運搬を法律で禁止し、人的負担を軽減する工夫を重視

◼︎ネクストアクション
・インフラ維持管理への市民参加を促進するため、みっけ隊アプリの活用を推進する:京都市

◼︎決定事項
・建設業の未来に向けて、対話とイノベーションを重視する文化の導入を検討する

◼︎質問と回答
Q. スウェーデンと日本の国土と人口の比較はどうなっているか
A. 国土面積は日本とほぼ同じだが、人口は日本の10分の1である

Q. スウェーデンの建設現場の特徴は何か
A. 広大な現場で重機は多く動いているが、日本と比べて作業員の数が圧倒的に少ない

Q. スウェーデンの建設現場で使用されているチルトローテータとは何か
A. ショベルカーのバケット部分が左右45度に傾き360度回転する機構で、スウェーデンでは95パーセントの機械に搭載されている

Q. スウェーデンの建設業界における人材育成はどのように行われているか
A. 業界の関係者がお金を出し合い、最先端の建設技術や機械を扱うカリキュラムを持つオペレーター養成学校「MEスクール」を運営している

Q. スウェーデンのオペレーターの社会的地位はどのようなものか
A. 日本の一級施工管理技士に相当する専門家として認知されており、安全衛生、施工管理、レーザー計測、GPSによる衛星通信によるマシンコントロールなどを学んだ技術職として確立している

Q. スウェーデンの建設現場における重量物の扱いに関する規制はどうなっているか
A. 20キロ以上の重いものを持つことが法律で禁止されており、一輪車での荷物運搬なども一切行われていない

Q. みっけ隊アプリとは何か
A. 京都市が開発した市民向けスマートフォンアプリで、道路の穴や側溝の破損など、インフラの不具合を発見した際に写真を撮って行政に送信できるシステム

◼︎トピックス
1.ゲストは立命館大学 経営学部経営学科 教授の善本氏。

2.インフラの現状と課題
・八潮市の道路陥没事故を受け、インフラの老朽化への不安が高まっている。各地域で下水道などのチェックが開始されている。
・京都でも水道管破裂による40メートルの水柱など、インフラ関連の事故が発生している。
・行政と地元建設業者は防災協定を結び、災害時の対応体制を整えている。

3.建設業界の課題
・少子高齢化により若手の入職が少なく、技術者・技能者の高齢化が進行。人材確保と技術伝承が課題となっている。
・建設業に対する若年層の関心が低く、業界のイメージ改善が必要。
・AIやDXを活用した業務効率化など、革新的な取り組みを進めている。

4.スウェーデンの事例
・日本と同じ国土面積で人口は10分の1のスウェーデンでは、少ない人員でインフラ整備を実現している。
・建設現場では重機が稼働しているが作業員が少なく、効率的な運営を実現。
・イノベーションと対話を重視し、新しい取り組みに積極的。

5.建設機械の技術革新
・スウェーデンではチルトローテータという技術が95%の機械に搭載され、バケツ部分が左右45度傾斜や360度回転が可能。
・1台の重機で約10種類のアタッチメントを使用可能で、2~3台分の作業を1台で実施できる効率化を実現。

6.人材育成と教育システム
・業界が資金を出し合って運営する「MEスクール」という専門学校で、最新の建設技術を学ぶカリキュラムを提供。
・オペレーターは一級施工管理技士相当の専門家として社会的に認知され、GPSやマシンコントロールなども習得。

7.労働環境への配慮
・20kg以上の重量物の手持ち運搬が法律で禁止されており、一輪車での運搬作業も見られない。
・重労働を避けるための方法をチームで話し合い、イノベーションを起こす文化がある。

8.市民参加型インフラ管理
・「みっけ隊」アプリを通じて、市民がインフラの不具合を発見・報告できるシステムを導入。
・インフラ整備を市民の「自分事」として捉える意識づけが重要。

投稿日:2025/03/28

第204回 ・VISIONトレーニングってご存知ですか?~力を発揮できない子どもたちが変わるんです。未来共育学園の挑戦~

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上: 上坊 由美子 氏(未来共育学園 代表)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
     (左上坊 由美子 氏 右:絹川)
◼︎概要
元小学校教頭の上坊 由美子 氏が、ビジョントレーニングとの出会いをきっかけに未来共育学園を設立。目の機能や使い方の問題が学習障害や行動の課題に関連していることを発見し、トレーニングを通じて子どもたちの能力開発を行っている。約100名の生徒が通い、発達障害や学習困難を抱える子どもたちの支援を行い、多くの改善事例を生み出している。

◼︎要点一覧
・ビジョントレーニングの効果:目の使い方の改善により、学習能力向上、行動の安定化、発達指数の向上などの効果が確認されている
・未来共育学園の活動範囲:ビジョントレーニングを基礎に、フリースクール運営、通信制高校サポート校、就労支援まで展開している
・対象者の範囲:子どもだけでなく、大人や高齢者にも効果があり、企業研修としても活用可能

◼︎ネクストアクション
・企業向けビジョントレーニング研修の検討

◼︎決定事項
・就労支援への事業展開を進める

◼︎質問と回答
Q. ビジョントレーニングとは何か
A. 目で見た情報を脳に伝えて考えたり行動したりする際の、目の使い方を改善するトレーニング。目が情報を適切に捉えられていない子どもたちの能力開発を行う

Q. 目の使い方が苦手な子どもの割合はどのくらいか
A. 10年前のデータでは4人に1人の割合で、スマートフォンの影響で現在はさらに増加している可能性がある

Q. ビジョントレーニングでどのような効果が見られるか
A. 発達検査の数値が向上し、育成学級から普通学級への移行、かんしゃくの改善、落ち着きの向上、スポーツでの成績向上などの効果が確認されている

Q. ビジョントレーニングは誰が対象となるのか
A. 子どもだけでなく、大人や高齢者も含めて全ての人が対象となる。目と脳の活性化に効果がある

Q. 未来共育学園の主な教育活動は何か
A. ビジョントレーニングをベースとし、フリースクールの運営、通信制高校のサポート校運営、就労支援を行っている

Q. 生徒の成功事例にはどのようなものがあるか
A. 感覚過敏の生徒が味覚の特性を活かしてパティシエを目指し、調理師学校に特待生として進学する例がある

Q. 未来共育学園での実践的な学習例は何か
A. 畑仕事での収入を外貨(ドル)で受け取り、為替レートを確認しながら実践的な金銭管理を学ぶ活動を行っている

◼︎トピックス
1.ゲスト紹介
・上坊 由美子先生。1956年生まれ、京都教育大学卒業の元小学校教師。34年間の教職を早期退職し、ビジョントレーニングの道へ。
・2013年に目の学校京都洛西校を開校、2014年にJR桂駅に移転。2015年に大阪西区に2校目を開校、2016年に一般社団法人未来共育学園を設立。

2.ビジョントレーニングの概要
・目から脳への情報伝達に関する科学的アプローチ。教室を飛び出す子や、字がマスの中に書けない子など、目の機能に課題がある子どもたちへの支援方法。
・4人に1人の子どもが目を上手に使えていない状況があることが判明。
・現在約100名の生徒が通学。発達に課題のある子どもが多く、児童相談所からの紹介も多い。

3.具体的な症状と改善例
・目の動きが不得意で文字を追えない、両目での視覚統合ができず二重に見える、顔を傾けて見るなどの症状がある。
・発達検査の数値が大きく改善(77から100、88から124など)。育成学級から普通学級への移行例も。
・落ち着きのない子どもが数ヶ月で集中してトレーニングできるように変化。

4.ビジョントレーニングの効果と対象
・ビジョントレーニングは子供だけでなく、大人や高齢者にも効果がある。目と脳の活性化に有効で、企業研修としても注目されている。
・企業内でのメンタル対応やストレスマネジメントの一環として、4人に1人の割合で効果が期待できる。

5.生徒の成功事例
・読み書き障害のエタロウ君が、プレゼン力を活かして全国大会のファイナリストに。将来は障害者が安心して働ける会社の起業を目指している。
・感覚過敏のつくしさんは、その特性を活かしてパティシエを目指し、調理師学校に特待生として進学。パリ留学を目標に頑張っている。

6.未来共育学園の取り組み
・ビジョントレーニングをベースに、子どもたちの社会自立支援を目指す。フリースクールや通信制高校のサポート校を運営し、就労支援も計画中。
・実践的な学びとして、畑仕事の報酬をドル建てで支給し、為替レートを学ぶなどの工夫を実施。

投稿日:2025/02/01
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