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まちづくりチョビット推進室
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第170回 ・血縁のない他者と家族として暮らす事~壮大な社会実験がここ京都でも

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荒: 荒木 美加恵 氏(株式会社monukeru CEO/代表取締役社長)
山: 山倉 あゆみ 氏(株式会社monukeru CCO/プランニングディレクター)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
    (左:荒木 美加恵 氏  右:山倉 あゆみ 氏)

 

絹: 皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た元気なまちづくりびとのご紹介や、その活動の最新のエピソードをご紹介しております。いつものように番組のお相手は当まちづくりチョビット推進室 絹川がお送りいたします。
さて、本日は珍しく妙齢のご婦人をお二方、ダブルでゲストにお迎えしております。ご紹介いたします。株式会社 monukeru 代表取締役社長/CEO、“ミカエル”こと荒木美加恵さんです。
荒: よろしくお願いいたします。
絹: そして同じく株式会社 monukeru(もぬけの殻から来ているそうですが)、 専務取締役・プランニングディレクター/CCO、山倉あゆみさんです。
山: はい。よろしくお願いします。
絹: 今日の番組タイトルに行く前に、いつも私が手抜きをするのをご存知ですよね。ゲスト紹介をゲストにやってもらっちゃおうという他己紹介、またやりますね。では山倉あゆみCCOにお尋ねします。“ミカエル”こと荒木美加恵さんはいかなる人物ぞ、短く述べよ。お願いします。
山: はい。ミカエルは名前の通り、大天使ですね(笑)。
絹: ああ、羽が見えてきた!
山: でしょ?みんなに気づきや経験を与えるという尊い女性だと思います。
絹: はい。ありがとうございます。リスナーの皆さん、覚えていてくださいね。大天使の羽が見えるかどうか(笑)。みんなに気づきを与える女性です。それではミカエルさん、山倉あゆみCCO、いかなる姉御ぞ、短く述べよ。
荒: 山倉あゆみCCOはアイドルのプロデューサーみたいな(笑)、AKBの秋元康さんやNiziUのJYパークさんのように、みんなの特徴をひらって、それを世の中に魅力として伝えていく人です。プロデューサーです(笑)。
絹: 座布団3枚!(笑)という方々です。ご期待ください。
本日のタイトルを申し上げます。「血縁のない他者と家族として暮らす事~壮大な社会実験がここ京都でも」と題してお送りいたします。さあ、どんなお話が聞けますか、ご期待ください。
では最初に、エピソード0として山倉さんに振っちゃいます。ミカエルさんと山倉さんの名刺に、所在地が書かれております。京都市左京区下鴨東岸本町14京都下賀茂修学館207とあります。京都の出来事にアンテナをはっている人でしたら「ん?修学館?下鴨?聞いたことがあるぞ」と反応している人がおられるかもしれません。素敵な場所ではありますし、特異点で注目している場所なんですけど、その辺り、ひも解いていただけますか?
 

■エピソード0 シェアハウス “Cift 京都”の立ち上げ

●“Cift 京都”は生活実験の場です
山: 2017年に始まった拡張家族Cift(シフト)という団体がありまして、スタートは東京の渋谷からなのですが、昨年2020年の8月から関西拠点としてCift京都が出来上がりました。私は立ち上げのメンバーとして、全くゆかりのない地域なのですが、京都に来て生活をスタートして、ミカエルはそのメンバーの1人でもあります。今、所属の住民が40人以上いて、定住が10人くらいのシェアハウスになっていまして、みんなが家族と思ってみる実験を、その建物の中で行っているという生活実験の場です。
 
       (『「京都下鴨修学館」物語』ホームページより)
絹: リスナーの皆さん、きょとんとしている人がいるかもしれません。下鴨修学館、私は数度、それも期間をあけて、昔比較的大きい女子寮だった時代にも一度お邪魔しております。そこでもオーナーさんが非常にいい方で、大きなホワイトボードだったか、黒板だったか、「実家から柿やみかんが届いたからどうぞ」と書いておいてあったり、冷蔵庫の大きいのがある食堂があったりして、なんか素敵だなと思っていたんですけど。それがさらに改修されて、今の形です。
そして登録40人ちょっと、そして定住が10人ちょっとのシェアハウスということは、出たり入ったり、いつもいるヤツもいるけど、いないヤツもいると。
山: そうですね。1度2度くらいしか来ていない人もいますし、年齢も今は2歳から60歳まで(笑)。
荒: 0歳!0歳!生まれたから!
山: そうだ、0歳から60歳まで!なんか人生みたいですよね。
 

●Ciftの拠点は実は全国にあります

絹: すごい実験でもあるんですよ。Ciftについて、ちょっとだけお話します。実は丹羽妙さんという私の若い友人の1人がそこにメンバーとして入っていらっしゃるということで意識したのですが、首都圏にCiftの拠点が2つ?
山: 今は1つになりましたね。元々は2つありました。
絹: 鎌倉にもあった。
山: 鎌倉と言うか、メンバーが使ってもいいよと言ってくれている拠点は、結構たくさんあって、全国に点々とあるんですけど、Cift自体のメンバーは100人ちょっといるので、それだけ拠点と思える場所があるというイメージですね。
絹: すごいですね。その拠点の1つが京都にあると。
山: そうです。京都のCiftは、Ciftの公式な拠点としてやっていて、東京と違うのは、一般住民とCiftのメンバーが共に暮らしているというところが、ちょっと新しくなった文脈ではあります。
 

●なるべくルールは作らないというスタンス

絹: シェアハウスって、だいぶ市民権を得ましたけれども、僕、上手に説明できないんですけど、普通のシェアハウスではないように感じています。できて2度お邪魔しましたけれども、なんかわけのわからない居心地の良さがあるんです。そしてなんかすごいシェフがいるとか…。
リスナーの皆さんに修学館を説明するのに、何かいいエピソードはないですか?
山: お腹がすいて仕事が終わってくるとご飯があるとか。さっきもね。
荒: 今日も打ち合わせが終わった後に、「終わったあ」と思って、キッチンを見たら「ご飯できてるよ」って。38歳の男性が言ってくれたりとか。
絹: 私のような還暦を超えたおっさんは、「大変ちゃうのん?」とかね、すぐ「ルールは?」とか、「誰がするの?」とか、心配ばっかりするじゃないですか。それ、視察している限りは、みんな心配してないような空気が漂っていて、「なんとかなるわ」みたいな。
山: なるべくルールは作らないというスタンスを取っているので。
絹: 今、さらっとすごいことを言われましたよ。私も共同住宅で13家族と一緒に暮らしていますが、まずルール、ルール、ルールみたいな、そんな感じなんですよね。どこでも一般の世の中はそうではないでしょうか。それを敢えて外そうということにトライしていらっしゃる空気を、やはりあそこにおじゃました人は感じるみたいですね。修学館の特異点の説明になるのか自信ないけれども、これは正直な感覚です。そこへ色んな人が興味をもって、「すみません、お邪魔します。コロナの時期ですけど、見せていただけますか?」と来るんだよね。その中の1人が私です。
そして住人さんも色々バラエティに富んだ方々がいて、その中で色んな実験と共に、化学反応が起きています。その化学反応の1つが、株式会社もぬけの殻ならぬmonukeruさんの立ち上げかもしれませんね。その辺り、修学館立ち上げから、ママだけ京都留学(家出)とか、そっちの方をしゃべれますか?
        (修学館、住人たちの集い)
 

■エピソード1 社会実験と化学反応 ― monukeruの立ち上げ

●Ciftとの出会い
山: ありがとうございます。元々Ciftの中でミカエルと出会ったのが、Ciftのメンバーの奥さんとして、ミカエルが家にやってきたというのがあって、そこから突然一緒に暮らす事になったというのがスタートなんです。ミカエルは客観的にCiftに来てみて、その頃どんな感じでした?
荒: ずっと実家にいて、友達の家を転々としたりしていたので、共同生活と言いますか、東京のあそこをシェアハウスと呼んでしまうと、ちょっとみんなのイメージとは違うんですが、でも共同生活を初めてやったんです。Ciftのメンバーはみんなクリエイターさんで、それぞれ仕事をしていらっしゃって、しかもお家でできるみたいな…。私がちょうど大学4年生だったので、仕事と言えば就職して、会社に入って会社に通って働くみたいなイメージだったのですが、大学生の時にそういう場所に出会い、結構衝撃の連続でした。
絹: いやあ、でも良かったね。最初の刷り込みがちょっと違ったんだよね。
荒: 違ったんですけど、私も就活してなくて、「ああ、こっちもあるんだな」というところを確認できるすごく良い機会を頂けたと思います。
絹: 私も実は就活をしたことがなくて、私の場合は家業があったので就活できなかったんですけど、就活ですり減る学生さんを採用の時に見聞きして、小さな胸を痛めていたことが…(笑)。
 

●偶然、出産に立ちあうことになって

山: でもミカエルのすごい所は、そこから学生結婚、妊娠出産と、パタパタとそのコミュニティの中で自分の実体験と言うか、後ろ姿をバンバン見せていくんですよ。で、出産の時に実は私、立ち合っていまして…。
絹: すごい!でも、ちらっとその話を以前に聞かせていただいた時に、本当に立ち合ってもらうということの大切さと言うか、安心されたというのが、すごいミカエルさんにとって大きかったんだよね?
山: でも本当に偶然だったんだよね。
荒: 私が産気づいて、廊下に出たら、あゆみさんがたまたま廊下にいたんです。ちょうど主人がいなくて、でも一人で病院に行くのは怖いじゃないですか。なので「あゆみさあん!なんか陣痛来たから、一緒に来て!」と言って…。
山: そうやって声掛けできたりとか、出産というプライベートな感覚の時に、手を繋げる勇気があるというのは、私はすごいなといつも思っていますね。
絹: 今日、番組のタイトルで言葉を選んでいただきましたけれど、「血のつながらない他者と家族として暮らす」というのは、まさにそこにも表れていますね。
山: そうですね。そこは濃厚な時間でしたよねえ。21時間(笑)。
絹: 初産だからかかるよね。ああ、それは本当に象徴的な良いエピソードだわ。
 

●“ママだけ留学”のこと

山: そうですね。だからその後の子育てとかも、子育て文脈で、“ママだけ留学”という、ミカエルだけが京都に滞在する期間を作ったりとか、そういう色んなきっかけを作ってくれるのが彼女ですね。
絹: リスナーの皆さん、今、理解が追い付かないかもしれませんが、追い付いてくださいね(笑)。
かなり変わった、東京でのシェアハウス的、血の繋がらない人たちと家族として付き合うことができる空間にいたミカエルさんが、「あゆみさん、陣痛来た!一緒に来て!」と出産しました。その後、子育てしながら、落ち着いたらダンナとベイビーを置いていなくなるという(笑)離れ業、それを「ママだけ留学」と呼んでいます。そして京都の拠点に来て、残ったメンバーに「助けてね」というメッセージを出せた、SOSを出して、彼らが受けたと。
山: すごい大事なのは、二拠点居住で、東京と京都を行き来していましたけど、ミカエルが「助けて」というんじゃなく、ご主人が周りに「助けて」と言えるかどうかという経験を作ってあげていたということですよね。
荒: そうなんです。私は何も言ってないんですよ。主人が頼めるかどうか、いつも私がみんなに頼んでいたことを彼もできるのかみたいな…。
絹: 「ザ・手のひら転がし」と言ったら、言い過ぎでしょうか(笑)。
山: いや、大切ですよねえ。どんな気持ちで頼んでいたのか、それをお互い経験し合うみたいなところは、まさに修学館で大事にしている部分なので、みんながどんな気持ちになっているのか、自分以外の人の気持ちを考えるというところしか、意味合いはないと思っていますね。
絹: 色んな場面で、うちも会社の中で、チームで暮らしていたりすると、頼めない人、全部自分で抱え込む人、まじめで誠実な人ほどそういう傾向があって、ポキンといっちゃってというケースに時々出会います。でもそのパートナーの旦那さんが周りに言えるかと、その機会をつくったミカエルさん。
荒: 「結果的につくった」という言い方をあゆみさんはしてくれているんですけど、「やってみてほしい」みたいな感じでしたね、なんか。
絹: きっとその京都留学(家出)の背中をあゆみCCOが後ろからふっとしたはったのやろなと(笑)。
荒: いや、ダンナの方が言ったんですよ。「行って来たら?」って。
絹: おおー、やるなあダンナ。
荒: たぶん「行って来たら?」と言った本人はどれだけ大変かわかってなかったと思いますけどね(笑)。でもその機会に、東京ではダンナが一人で子育てをしてみていた。で、京都で何が起こっていたと思います?
絹: ひょっとしたらもう1人おめでたが近づいた人がそばにいたとか?
山: ミカエルが初めて、学生としてではなく社会人として一人暮らしをしていたんですよ。お母さんとしてではなくて、ミカエルは1人の女性として生活を初めてしていたんです。
絹: そうかあ、今まではそうじゃなかったんだ。
荒: そうですね。学生のまま主婦、ママになったので。だから朝、自由に起きれたんですよ(笑)。で、夜好きな時間に寝れたんですよ、疲れたら。しかも昼寝ができるみたいな。
絹: 京都留学を経て、株式会社もぬけの殻のmonukeruを起業して、その若さで社長にと、そこにはいったい次はどういう段階があるんですか?
荒: 初めて一人の時間で、自分の人生というのを考える時間ができたということなんですよね。それで対話の中から、これから先どうやって生きていこうかということが自然と出てきて、企業に繋がっているというのはあると思います。お母さんたちは忙しかったり、子どものことばかり考えていたりするので、そもそも自分の人生について考える時間なんてないんですよ。それをつくることができたというのは、色んな家族の連携から生まれた時間かなと思っていますね。
絹: 「んー」と唸るしかないというか、本当に見た事のないことが起こっています。私も結婚して、嫁さんは教師をやっていたけど、辞めさせる羽目になって、子どもが生まれて、私の年老いた親の面倒も全部、彼女のもとにずしんと来て、「元教師なんて言わないで!」みたいなそんな感じに…。
荒: なんか絹川さんの反省会みたいになってきましたね(笑)。
絹: そうなんですよ、実は。私も立ち合い出産したかったんですが、できなかったです。
山: その時のミカエルの心境の変化は大きかったよね。
荒: そうですね。ちょうど娘が2歳、私がママ2年目になったタイミングでそういう一ヶ月間、改めて私がママになる前に何を考えて生きていたのかというのを思い出せたんです。
絹: 丁寧な時間!
荒: それがなくなっていたということにも気づき、しかも世の中のお母さんはそれが15年後、20年後にその機会がやってくる。自分が何をやっていたのか、向き合う機会が20年後とかになってしまったら、確かに「その時代のことは思い出したくない」となっても仕方がないなと思いました。私はまだ戻れたけど…。
絹: なんかちょっとわかったぞ。要は今のミカエルさんが経験したプロセスを、この新しい(僕は勝手にバースハウスなんて言ってたけど)、共に妊婦さんが暮らせる空間を、一緒にいられるシェアハウス的な実験を…。
 

■エピソード2 “Cift 京都”のこれから

●その人のまま出産に向き合える空間を
山: 修学館が今、ちょっと拡張していて、次の事業としてミカエルと考えているのが、妊婦さんも滞在できる、なんなら自宅出産もできるかもしれないというシェアハウスを企画しているんです。それもお母さんがお母さんではなく、その人のままに出産に向き合える空間づくりということで、ミカエルの経験を元に生まれた、私の子どもがいるので、その子育ての経験を踏まえた場づくりというのに、挑戦しようと思っています。
絹: 実はこの番組の収録に先立って現地のお屋敷と言いますか、京都大学の東側にすごく素敵なお家があるんです。そこへお邪魔しました。本当に落ち着いた良い場所です。なんでこの人たちはこういう場所を預けられるの?っていうくらい、素敵な隠れ家的な場所で、近くに助産院さんもあるし、助産師さんも一緒に住んで助けてくれそうな、そんなプログラムみたいですね。
(上:「バースハウス」門扉  下:「バースハウス」庭先にて)
山: 京都修学館の事例をもとに、こういう生活実験をしている人たちがいるんだというお話の中で、仲介業者さんから大家さんをご紹介いただいて、その大家さんの持ち物件の有効活用の仕方という形で企画が進んだのが、今の事業の一つになっているんです。
絹: その仲介業者さんて、某フラットエージェンシーの吉田創一さんですか?あの人も色んなことをねえ。
山: そうですね。暮らし方とか、これからの形とかをすごく考えていらっしゃるチームなので、そことご一緒しながら新しい企画を立ち上げられるというのは、我々もすごく楽しく進めさせていただいているところですね。
 
   (令和3年10月2日「バースハウス」にて打合せ  写真左:荒木氏)
 

●京都にあまたある空家の解決策として、そして京都への移住も…

絹: リスナーの皆さんも、なかなか難しいというか、理解しがたい話だとは思います。けれども今まで僕らが育ってきた世の中というのは、注意深く繋がりをハサミでチョキチョキ切りながら、あるいは切られながら、核家族がいいんだみたいな形で育ってきた昭和の流れ。その揺り戻しを最先端で丁寧に紡ごうとしている人たちがここにおられます。そういう、今のところ特異点ではありますが、でも「ええー」って思って注目している人は、私も含めておられるようです。だってあれだけすごいお屋敷を「あなたたち、やってみて」言われたんですものね。
山: そうですね。「企画してみて」ということで、私たちもそこを借り受けて、主体性を持ってそこを運営していこうということで、大家さんとご一緒しています。
絹: 大家さんにしても、おじいさまおばあさまが残された大切な所を空家のまま置いておくのは、痛むしねえと。同じように思っていらっしゃる空家は京都の中にごまんとあるようです。その解決策として、monukeruさんの今後、どうなっていくかなあ。
山: 出産サポートというよりも、妊婦も滞在できるシェアハウスとして、実は第一弾の事例を今テスト的に行っておりまして、先日男の子が無事に生まれました。今はそのお母さんも一緒に住みながら気持ちを聞いたり、リフレクションしながら、事業全体の構成を組み立てているという形なんですけど、それらが全てミカエルの起業の内容として、今、新米社長として頑張っております。
絹: 今は子育て、出産、ひょっとしたら自宅出産までというキーワードで語っていただきましたが、このプロジェクトの中には京都への移住というものも、中に含まれているようですし、あんな場所だったら、隠れ家として時々お邪魔して、例えばみんなと一緒に酒を酌み交わしたいなと思わせるような場所でもあると。色んな顔を持つ場所になる可能性を秘めた、ひょっとしたらすごく欲張りな計画ですね。
リスナーの皆さん、いかがでしたか?ちょっと不思議な回になってしまいましたが、この株式会社monukeruのお二方は今後とも追跡したい方々です。是非、monukeru、もぬけの殻、ミカエル大天使、覚えてくださいね。
荒: 山倉プロデューサーもです!
絹: この番組は心を建てる公成建設の協力と、京都市景観まちづくりセンターの応援でお送りいたしました。お二方、ありがとうございました。
投稿日:2021/10/27

第169回 ・京都市初の「市民緑地」整備ってなに?~にぎわい・いこいの空間で何が起きるのだろう?

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朝: 朝山 勝人 氏(京都市建設局 みどり政策推進室 事業推進担当部長)
岩: 岩村 謙次 氏(京都市建設局 みどり政策推進室 緑化推進課長)
水: 水江 勝  氏(京都市建設局 みどり政策推進室 担当係長)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
       (左から朝山氏、水江氏、岩村氏)

 

絹: 皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た元気なまちづくりびとのご紹介や、その活動の最新のエピソードをご紹介しております。いつものように番組のお相手は当まちづくりチョビット推進室 絹川がお送りいたします。
さて、本日のゲストはお二方お呼びしております。正確にはお三方で、コロナの状況下でスタジオ入りできるのはゲストの方お二方までなのですが、外にもお一方。ご近所さんです。ここは三条寺町ですけど、京都市役所から来ていただいています。
ご紹介いたします。京都市建設局みどり政策推進室緑化推進課長であられる岩村謙次さんです。よろしくお願いいたします。
岩: よろしくお願いいたします。
絹: そしてもうお一方。担当の係長さんです。水江勝さんです。
水: よろしくお願いします。
絹: それから部屋の外におられる朝山部長~!
朝: はーい。よろしくお願いします。
絹: まずは今日のタイトルです。「京都市初の“市民緑地”整備ってなに?~にぎわい・いこいの空間で何が起きるのだろう?」と題してお送りします。さあ、どんなお話になりますか。岩村さんと水江さんに徐々に紐解いていただきます。
それでは先ほどご紹介しました岩村謙次さんと水江勝さん、この番組のヘビーリスナーの方なら絹川が時々手を抜くというのを知っておられます。いつもの他己紹介でまいります。
岩村謙次さん、水江勝さんの人となりを短く述べよ(笑)と、無茶ぶりをさせていただきます。
岩: 打ち合わせになかったですよね(笑)。水江係長は東本願寺前の市民緑地の事業を担当しておりまして、係員も一名、二名でこの事業を担っていただいています。大変しんどい仕事だと思うんですけど…。
絹: ほんまですねえ。二名でこんなでかい事をやらはるとは、ちょっとびっくり!
水: そうなんです。私もびっくりしてます(笑)。
岩: 日々残業が続いているなかで、一生懸命頑張って良いものをつくっていこうと奮闘しているところです。
絹: 残業と聞くと、我々建設屋は今もう、背中がゾクッとしてしまいます。働き方改革と言われていますが、お互い気を付けましょうね。岩村さんありがとうございました。
水江勝さん、右隣に座っていらっしゃる上司、岩村謙次とはいかなる人物ぞ、短く述べよ!
水: 私も4月からみどり政策推進室の方に着任させていただきまして、最初課長を見た時には、「すごい目力のある方やな」と思って、すごい心配やったんですが(笑)、いざ話してみると、すごく部下想いと言いますか、色んな細かいところから気を遣っていただきまして、課長としてはうちでは一番部下の多いラインにはなっているのですが、非常にみんなに対して気を配ってくださる上司です。
絹: はい、ありがとうございます。よいしょ(笑)。これも打ち合わせになかったですけど、外に今来て下さっている朝山部長についても、人となりについて一言どうですか?
水: 我々にとって上司というのは、普通は話しにくい部分とかあったりするものですが、部長については普段からこちらに声かけとかしていただきまして、非常にこちらとしても話しやすい環境づくりをしていただいています。
絹: ありがとうございます。私もこの番組をつくるために、1~2度お会いして、みどり推進に行ったのですが、気楽に来てくださって、電話でアポイント調整等、自ら乗り出して下さって、本当に助かってます。朝山部長ありがとうございます。
ということで、本題に入ります。まずエピソード1として「そもそも初の市民緑地ってなに?」というところから入っていこうと思います。リスナーの皆さん、これから説明が始まりますが、どうやら東本願寺さんの前に何か素敵な空間ができるということで、そのご担当にお二方に来ていただいています。岩村さん、まず口火を切っていただけますか。これ、そもそも何が起こるんですか?
 

■エピソード1 そもそも初の市民緑地って、なに?
●市民緑地と都市公園、どう違うの?

岩: 今、東本願寺の前には、東本願寺さん所有の緑地と、その間に京都の市道が走っています。この市道を閉鎖して一体型の市民緑地として整備していこうという考えで、今事業を進めております。市民緑地というのは京都で初ということなのですが…。
 
      (京都市ホームページ 広報資料より)
絹: 今まであったような響きの言葉ですけど、なかったんですね?
岩: 市民緑地って、どこにでもあるようなネーミングですけど、京都市にある公園は全部「都市公園」と呼んでいるんです。ちょっと難しい話になるかもしれませんが、都市公園というのは都市公園法に基づいて整備された公園であるのに対し、市民緑地は都市公園法に基づかない、都市緑地法ということで法律が違うんです。
絹: ほう、よって立つ法律の建付けが違うと。そこでは何かえらい違いがあるんですか?
岩: 法律自体が、もとからある緑を保全しましょうという目的の市民緑地整備であるので、本願寺さんの敷地にあります大きな銀杏とか欅を保全しつつ、緑地として道路も含めて整備していこうということです。
絹: ということは、市民緑地ができるからと言って、「賑わい景観できるから、銀杏や欅がじゃまになるし、一本切ってもいい?」となると、「こらー!」という話になるんですか?(笑)
岩: でも数本は切ることになるんですけどね(笑)。ちょうど本願寺さんの緑地の真ん中に噴水がありまして、これが調べてみますと、武田五一という有名な建築家が(デザインは別の方ですけれども)設計をされたと。そこを一回り広げて、噴水広場の中でもイベントができるようなにぎわいの創出をしていきたいなと考えています。
絹: 武田五一先生と言えば、私みたいにあまり勉強したことない者でも、ちょっと建築をかじった人は「はああ」と思いますよね。
岩: 京都市の本庁舎も武田五一の設計です。
 

●東本願寺と京都市が協働してつくる緑地空間として

絹: そもそも市民緑地がよって立つ法律が違うと。緑を大事にしましょうという足がかりで整備していくことが起こりそうです。リスナーの皆さんに念のため、手元資料を一部だけ読ませていただきます。
東本願寺前は緑豊かな空間のもと、「下京・京都駅前サマーフェスタ」など、地域の方々と共に京都市東本願寺を始めとした関係者が協働して、地域の活性化に向けた取組や活用が展開されています。そのようななか、京都駅周辺の活性化に取り組む京都市と地域に開かれた門前を目指す本願寺さんの想いが一致して、京都市道と東本願寺所有の緑地を一体的な緑として活用できる整備を行うことで、市民緑地として整備することになりました。
と書いてあります。リスナーの皆さん、東本願寺さんの前に道が二本走っている部分、あそこです。武田五一先生の噴水があって、緑は東本願寺さんの所有、市道は京都市の所有で、それを一体化してどんな風になるのでしょうねえ。今度は二人だけでこれを料理しようとしている水江さん、もうちょっと補足いただけますか?
 

●石畳風舗装って、覚えておられますか?

水: 今回の整備は、緑地部分と京都市の市道部分を一体とした市民緑地という形でさせていただきます。その中でも今回、緑地の部分については、今も現状木はあるのですが、新たに桜等を植えさせていただいて、四季折々の緑が見られるという空間をつくり、市道部分の所は石畳風舗装と言いまして、石畳のような舗装のしつらえにさせていただき、そこではイベントなどもできるようにさせていただく予定です。
 
        (京都市ホームページ 広報資料より)
絹: 石畳風舗装って、リスナーの皆さん、覚えておられますか?ここで特集番組(第85回放送:平成24年7月24日)をやらせていただいたこと、あるんですよね。平安神宮の前の整備も確か石畳風舗装ですし、裏千家さんの今日庵さんの前の小川通も石畳風舗装、それから天神さんの東側もだいぶんと拡がっていましたよね。
身びいきの発言かもしれませんが、「ええ感じやな」と思っております。実は同業者と言いますが、私もそこのメンバーですけれども、京都道路建設業協会という舗装屋さんたちの集まりと京都市の建設局さんが共同研究で新しい工法を実験しながら編み出したものです。広く使ってくださいという工法なんです。
本当の石を使うと高いですけれども、本当の石ではないけれども、色々工夫をして、ショット・ブラストをかけたり、カッターで目地を入れて、石に見えるようにしたり、さらには保水性を高めるようにしたりと…。お水を撒いたら、夏の暑い日、ゆっくり蒸発するような工夫です。例えばパンパースの中身のような、水をためるような材質を中に混ぜるわけですが、その比率があんまり高いと舗装が弱くなるし、みたいな実験をかつて繰り返した覚えがあります。そんな地元の建設屋の目から見ても、この工法が取り入れられるとうれしいなと思えるような工夫が組みこまれているようです。
 

■エピソード2 市民緑地の将来像を考える
●イメージは神宮道、でももっと高いポテンシャルがあるはずです!

絹: お二方はこの市民緑地で何が起こってくるとうれしい、どんな風になったらいいのになと思っていらっしゃいますか?
岩: 先ほど絹川さんもちょっと触れられた岡崎ですね。神宮道。あそこも市道を廃道にして、公園と一体整備して、今はコロナでちょっとダメですけど、コロナ禍の前はあそこでイベントをして、色んな食べ物屋さんが来て、賑わいがすごくあったわけです。
今回のここの場所は、京都駅から歩いてすぐ5分以内で来られますので、すごく便利がいいんです。ここがイベント会場になれば岡崎以上の賑わいの創出ができるのではないかという、そういうポテンシャルはすごく高いと思っています。
絹: リスナーの皆さん、神宮道、平安神宮の鳥居の辺り、今、岩村さんは行政マンらしく廃道という漢字を使われましたが、要は車が入れなくしたわけです。そして公園と一体化した。「あれ、前は鳥居の所まで車で走れたのに、右左にハンドルを切らなあかん」と思われていると思いますけど、あそこ僕も何回か行ったんですけど、ええ雰囲気でしてね。
ちょっと誤解を恐れずに言いますと、中学高校の文化祭みたいなのを、ええ大人がずっとやったはるみたいな感じで。例えば手作りの小物やお菓子を売っておられたり、骨董だのなんだの、おまけにあっちこっちでおしゃべりが起こっているんですよね。本当に大学祭や学園祭の市民版みたいなことが起きていて、小さい子も、バギーに乗った赤ちゃんを連れたお母さん方も、家族連れでいい雰囲気でした。ああいうことを考えていらっしゃるんですね。
岩: はい。
 

●イベントではキッチンカーやテントが並んだりして…

絹: それがまた、京都駅に近いとなると、あれのパワーアップ版にならへんかと思っておられるわけですね。ひょっとして、この石畳風の所、本願寺さんの前、市民緑地やから、例えばキッチンカーの列がダーッと並んだりするのは許されへんのですか?許されると思います?
水: イベントについては、そういうキッチンカーを並べていただくとか、あとはテントですね。テントで飲食店を出していくというところも、今後ルールとして考えて行こうと思っているところです。
絹: そぞろ歩きしながら、休みの日にアテを仕入れてビールでも噴水の前に腰かけてと。多分座れるベンチ的なものも今後考えていかれるんでしょうねえ。
エピソード2で私がお聞きしたかったのは、京都市と東本願寺さんの想いが一致した、握手しはったというのは、どのあたりですかというのを聞きたかったんです。それと毎年サマーフェスタとか前夜祭とかもやっておられて、今でも結構ええ感じの場所なんですよねというのも、併せて一緒にお聞きします。どうですか?
        (京都市ホームページ 広報資料より)
 

●東本願寺さんとの協働のきっかけ

水: 東本願寺さんとはこれまでから京都市の市道を挟んで緑地がありますから、これまでもサマーフェスタや普段地域の方がそこに遊びに来たり、散歩されていた場所になっています。ただ今は実際には普段平日とか見ると、人が少ないのかなという日も見受けられます。
今後、東本願寺さんとしては地域に開かれた門前、京都市としては京都駅から近く、京都周辺の活性化という目標に挙げていますので、そちらが両方とも達成するということで、今回市民緑地という考えが一番だということで思いが一致しました。さらに区役所の方も、この東本願寺市民緑地の前を今後利活用していくために盛り上げていこうと、事業をさせていただいています。そこで色んな意見が出て、どういった形で市民緑地を使っていくのか、今後詰めていきたいなと思っています。
絹: 素晴らしい。どうもお寺さん側から言うと、「敷居が高いと思われているのでは」という思いがあったんですよね。「もっと来て」と。前でこれだけ賑やかなイベントなどがあったら、東本願寺に来てくれる人、何か相談に来る人、もっと来てほしいという思いと京都市の狙いと一致しているということですね。
 

●市民緑地の取組、区役所も働きます!

絹: それから区役所というキーワードが出ましたね。この頃京都の区役所って、以前に比べて元気と違います?
岩: そうですね。元気ですね。
絹: 僕もお世話になったことがあるんですよ。下京区役所の下京町衆倶楽部というところのメンバーでして、一般市民にアイデアを募って「区長権限で活動助成をするぜ」という取組みがありました。「助成するだけじゃなくて、知恵を出せ」みたいな人をチームで集めて、とにかく下京区が元気になる、何か困りごとを解決するというワークショップを結構丁寧にやっておられました。今もたぶんそういう動きが残っているのでしょうねえ。
 

●是非、皆さんも興味をもって、お知恵を貸してください

絹: で、ここの初の市民緑地、まだ愛称とかもついてないんですよね。そういうのも周りの市民にも「知恵貸してな」ということがたぶん起きてくるでしょうね。今日、こうやって岩村さんと水江さんが担当して、「市民緑地、初なんですよ、やるんですよ」と言いに来てくださいましたが、我々一般市民の側は、実は知っているようで、色んな事を知らないんですね。リスナーの皆さんにも言っておきたいんですけど、行政の人って、奥ゆかしいんです。「わしら、こんなすごいこと、やってるねんぞ」とは、まず言わはりません。だけどこれ、結構すごいはずですよ。だって初ですもん。それで人が寄って、例えばキッチンカーが活躍する場所ができるだけでも、そこは雰囲気明るくなりますよね。行政が勝手にやっているだけではなく、知恵も出せよと言ってくれているところに、京都市民というのは、ある人に言わせると「おせっかいが多い」とか「民度が高い」らしいんです。「こんなアイデアどうですか?」なんて、結構言ってくる人いますよね。そういう声を拾う立場と言いますか、私の知る限り、他都市に比べて京都市はだいぶ取っていると思っています。ですから是非、この京都市さんと東本願寺さんの初の取組み、リスナーの皆さんの応援をお願いします。面白いことが起きて、楽しい場所、京都にまた新しい名所が1つできて、市民が集えるという所ができると、何かうれしいじゃないですか。
          (京都市ホームページ 広報資料より)
 

■エピソード3 ふるさと納税と市民緑地
●朝山部長、飛び入り参加していただきます

絹: ということで、朝山部長にもちょっとだけ飛び入り参加していただきたいんですけど、頼んでもらえませんか。ふるさと納税とか、寄付とかについて、部長と喋れそうですか?
今、岩村課長と朝山部長が今交代されます。ご紹介いたします。建設局みどり政策推進室事業推進担当部長であられます朝山勝人さんです。残りの時間で、ふるさと納税、それから寄付のお知らせについて少し語っていただけると嬉しいのですが。
朝: はい。今回の京都市の東本願寺前の市民緑地なのですが、本来でしたら当然行政の方が費用を負担して整備をしていくということなのですが、皆さんご存知のように、京都市の財政状況も非常に厳しいなかで、なおかつここの部分が9800平米ほどの広さのオープンスペースができることになります。また東本願寺さんが観光客の緊急避難場所という形になっていまして…。
絹: これ、大事なポイントです!
 

●防災の機能も併せ持つ市民緑地として

朝: そことこの市民緑地とを一体的に活用することにより、災害時などの緊急避難場所の支援ができるという防災の機能にも非常に役立つ公園、市民緑地になります。そういう整備を進めて行くということで、できましたらふるさと納税として、企業さんや個人さんから募集を募っています。10万円以上寄付をいただく場合は、市民緑地の芳名板にお名前や企業名を記載させていただきますので、是非ともご協力をお願いしたいということです。よろしくお願いいたします。
 

●但し書きにかえてーご寄付について

絹: リスナーの皆さん、「名前なんか出さんといて、お金だけ出すし」も大歓迎でございます(笑)。ただし、私のような地元京都に本社がある企業が法人寄付をしても、税金は安くなりません。できれば京都市外の、例えば滋賀県の企業が寄付してくださるとなると、減税措置があります。
減税になる、ならない。それから個人の皆さんでご寄付いただいても、京都市は「そんな返礼品で釣ろうなんて…。仕事の結果で見てください」というスタンスを取っておられますので、京都市民に対しては返礼品は用意されておりません。ただ、市外の人たちには「京都市はたしなみとして返礼品をお送りします」というスタンスを取っていらっしゃいますので、一言申し添えます。
ということで、必要な情報は行きましたでしょうか。
朝: ありがとうございます。
絹: 水江さん、言い残したこと、ない?
 

●工事が間もなく始まりますが、ご協力をよろしくお願いいたします。

水: 市民緑地の整備の工事を間もなく始めさせていただく予定ですので、その時には近隣の方はじめ、その前を通られる方に非常にご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、ご協力をよろしくお願いいたします。
絹: 「こんな所で埃をたてやがって」とか、「車を止めやがって」とかって、怒らないでくださいね。私の本職知っておられますよね、建設屋です。できてくるものを期待して、「不便やけど、頑張れや」と言っていただいたら、建設屋はもう本当に舞い上がりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様、いかがでしたでしょうか。東本願寺さんの前に京都市初の市民緑地が整備されてまいります。是非ご期待ください。
この番組は心を建てる公成建設の協力と、我らが景観まちづくりセンターの応援でお送りいたしました。朝山さん、外に出ていただいた岩村さん、それから水江さん、ありがとうございました。
投稿日:2021/10/07
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