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第185回 ・京都の歴史的な転換点!これまでにない発想で全国初だらけ~坂越 健一副市長に聴く

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坂: 坂越 健一 氏(京都市 副市長)
西: 西島 優希 氏(京都市 総合企画局 市長公室 副市長担当秘書)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
       (左:西島 優希 氏  右:坂越 健一 氏)

 

絹: 皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た元気なまちづくりびとのご紹介や、その活動の最新のエピソードをお伝えしております。いつものように番組のお相手は当まちづくりチョビット推進室 絹川がお送りいたします。
さて、本日のゲスト紹介ですが、珍しくビッグゲストをお招きしております。我が番組初でございます。京都市の副市長であらせられる坂越さんです。大緊張しながらですけれども、すごく気さくな方でしゃべってくださいますので、皆さまご期待ください。
そして坂越副市長に無理やり拉致されて、連れてこられた同行秘書さんがおられます。西ちゃんこと西島優希さん、どうぞ。
西: よろしくお願いいたします。恐れ多いのですが、おじゃまさせてもらっています(笑)。すみません。お願いいたします。
絹: 坂越健一さんと番組のスケジュール調整するのに、秘書の西島優希さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。
さあ、それでは副市長、今日の番組タイトル。
坂: はい。初めてづくしでしょ?
絹: いただいたやつ、言いますね。「京都の歴史的な転換点!これまでにない発想で全国初だらけ~坂越健一副市長に聴く」と題してお送りいたします。全国初だらけって、期待の持てるキーワードでございます。リスナーの皆さん、ご期待ください。
さてここで、坂越健一京都市副市長について少しご紹介をさせてください。令和4年の7月1日に、京都市に着任されました。生年月日は昭和47年、僕、東大法学部を卒業している人って、友達少ないんです。知り合いでは初めてかもしれません。同級生の中で一人だけ。
坂: そうですか。
絹: 経歴を全部言うと大変なので、旧自治省、現総務省の採用で、やはり中央の方なのであちこち動いておられますが、総務省の本省だけでなくて、長崎県にご出向になっていたりします。噂では「総務省のエース」と、市役所の知り合いはつぶやいておりました。
それからリスナーの皆さんにどのような方か想像していただくために、エピソードを2つだけ入れさせてください。
ねえ、西島さん、車で移動されるでしょ。あちこちね。そしたら「次の週末どこ行こう?」と相談されるそうですね。それ、事実ですか?
西: そうですね。この前も桜の時期でしたので、清水寺きれいだなというお話だとか、「今日、行ってみようかな」というお話だとか、よく車中でいろんな京都の…。
絹: それがただ行くのではなくて、ママチャリでどこでも行かはる人らしいですね。
坂: はい、京北まで行きました。
絹: それ、危ない。雪降っていたら危ないって、止められたんじゃないですか。
坂: 娘が受験だったので、ここで京北まで自分がチャリで行ったら娘が合格すると思ったので行ったんです。
絹: あ、願掛けじゃないですか。それ。
坂: はい。ちなみに鈴虫寺のわらじ地蔵も3回行ってますからね。それも娘の受験ために行きました。ちなみに鞍馬も2回行ってます。ママチャリで。巨椋池も行ってますよ。
絹: お尻擦りむけませんか(笑)。
坂: でも仕事も兼ねてというのも多いんです。仕事と言うか、自分の知見を増やすために。
絹: ご着任以来、やはり京都の色んな所を見て歩いてというところが、きっと背景にあるはずです。冗談めかしておっしゃっていますが。それと覚えておいてくださいね。「娘の願掛けで行った」と。
坂: 合格しなかったですけど(笑)。
絹: こういう人です(笑)。それではこの辺りで主人公にご登場いただいて、マイクの主導権を坂越副市長にお渡ししたいと思います。
 

■初めてづくしの政策 その1 ― 文化首都 京都へ

●明治初期の心意気を、ふたたび
坂: 今日お伝えしたいのは、今、京都が歴史的な転換点を迎えているということです。その歴史的な転換になるような政策を全国初づくしというご紹介がありましたが、初づくしの政策を5つくらい、最近導入しましたので、それをご紹介させていただきたいと思います。
絹: 是非、リスナーの皆さんにできれば専門用語は減らしていただいて、平仮名でお願いいたします。
坂: 例えば京都の歴史、皆さんご存知の通り、明治維新があった時に、天皇陛下が東京に行かれて…。
絹: 「ちょっと行ってくるわ」で、帰ってきはらへんかったんですね。
坂: あの時に人口が3分の2に減ったんですね。34万人から23万人になったんです。その時に行政も町衆の地域コミュニティも、経済界もみんな頑張って京都の再興のためにいろんなことをされたんです。例えば琵琶湖疎水とか、平安神宮をつくったり、路面電車をつくったり、水力発電をやったりとか。なんといっても日本で最初の学校を、皆さんの竈金で64校つくったわけです。
絹: 番組小学校ですね。
坂: はい、それで京都がここまで発展する礎になったのですが、それ以来の転換期と言ったら大げさかもしれませんが、それくらい重要な節目かなと思っているので、今日は5つの我々がやったことについてご紹介したいと思います。
ここで重要なのは行政だけでやってはだめで、明治初期のように、みんながそれぞれの業界みんなが一緒になってがんばるというのがすごく重要なのかなと思って、それを今日はお伝えしたいし、お願いしたいなと思ってまいりました。
絹: はい、望むところでございます。
 

●文化庁が京都に来たからこそ…

坂: まず1つ目は、明治以来初の中央省庁の移転、文化庁が来ましたね、先月。これは我々がやったというより、皆さんが一生懸命頑張っていただいて、熱意で要望したから実現したのだと思いますが、文化庁が移転したらそれでいいというわけではなくて、やはりここで京都に来たからこそ、日本の文化が世界に発信力が高まったという形にもっていかなければならないと思っています。そのためには我々も地域の皆さんもできることはできる限りやらなくてはならないと思っています。例えばこの10月に芸大が京都の東に移転します。またその南の所には有名なチームラボというデジタルアーツの企業が引っ越してきます。ニューヨークからスーパーブルーというのが来ますけれども。このように文化庁の移転を契機に文化首都としての京都というのを、名実ともに皆で頑張って確立していく必要があるというのが1点目です。
 
  (京都市HPより 文化庁京都庁舎除幕式(令和5年3月27日)の様子)
 

●例えばこんな活動がしたい…

絹: 文化庁が来たからそれで済むんじゃないよと。みんなもできることをやってねとおっしゃいました。めちゃくちゃ大事なポイントだと思います。
実は先日、私の知り合いで「祭礼における甲冑文化研究会(略称:祭甲会)」の人たちが先日うちに来まして、「昔の祇園祭の古い絵には祇園祭の先導に武者の甲冑行列が描かれているんです」という話をしてくれました。その人たちは古い甲冑の修復などを生業とする方で、自分たちは古い甲冑をきれいに修復して保存して展示はされているけれども、使えてない。また昔のように祇園祭の行列を先導できるよう、市民たちで盛り上げる活動がしたいので、文化庁に相談しに行きたいとのことでした。
坂: ああ、いいですねえ。
絹: 例えばそういうことですよね。
坂: そういうことです。わかりやすくていいですねえ。
 

■初めてづくしの政策 その2 ― 財政収支の均衡化

●22年ぶりに財政収支を均衡させました
坂: 次、2点目は京都市の財政が悪いのではないかという話が全国的に有名になり、皆さんにだいぶご心配をおかけしましたが、これを22年ぶりに今回の予算で財政収支を均衡させました。実に22年ぶりで、ずっと厳しい状況が21年間続いてきたのですが、収支を均衡させたことにより、これからは生活を豊かにするとか、市政を発展させていくための財源を生み出すことができるようになります。まだまだこの先厳しい状況は続くとは思いますが、非常に大きなステップになるかなと思っています。
これについては結構批判もあって…。
絹: 今朝の京都新聞でも、「こんなん記事にせんでも」というようなコメントがありましたよね。
坂: 色んな批判があって、例えば昨夜の批判を上げますと「それ、たまたまでしょ。偶然なんじゃないですか?ラッキーだっただけじゃないですか」と。あとよくあるのが、「今年たまたま良くて、来年またダメなんじゃないですか。一時的なものなんじゃないですか」と。
絹: それと誇大広告みたいなことを言う人がいましたね。あれはショックでしたよ。
坂: 「ほんとは危機じゃないのに、わざと危機だと言ってただけじゃないんですか」とか。これ、全部違いますので。全く違います。
 

●様々なご批判はありましたが、ご安心ください

絹: 少なくともこの人は副市長さんですから、一番よく知っていますよ。
坂: かつ、財政に関しては、全国トップ5に入るくらい詳しい自信がありますが、本当に無理していなくて、客観的に言った話なので、これはもう色んな批判がありますが、全て全然違いますので。
絹: 的外れな批判だよと。
坂: はい。1つひとつ説明できますが、時間もないし、難しくなりますから、ここでは説明しませんけど、ご安心頂ければと思います。
 
 
 
(京都市HPより きょうと市民しんぶん令和5年3月1日号 財政状況記事抜)
絹: 本当にうれしい、ホッとしました。本当に頑張って下さって、僕、建設局の仕事をするじゃないですか。「いっぱいインフラだとか市民の安心安全にかかわる所をなんとか苦労して確保していただいた、うれしい!」という声が建設局の連中から聞こえましたね。
坂: ありがとうございます。
絹: それと全国的な話で恐縮ですけれども、国債の何十年償還ルールって、あるんでしょ?「あれが諸悪の根源だ」と怒鳴っている人もいて、「あの償還ルールを緩めたり、なくしたりしたら、地方自治体の財政がコロッと楽になるかもしれない」なんていう理論を述べていらっしゃる市井の徒もおられました。はい、いらんつぶやきでございました(笑)。次どうぞ!
 

■初めてづくしの政策 その3 ― 都市計画の見直し

●若者世代の流出
坂: はい(笑)。次が一番重要かもしれないですけれど、歴史的な転換となる政策の3つ目です。15年ぶりに都市計画の見直しを行いました。
今、京都が抱えている一番大きな問題の1つが、人口減少や若者世代が少なくなっているということです。その背景としてよく言われているのが、結婚したり子どもができた場合に、家を持とうとしたら、京都は高すぎて住めないので、大津や長岡京や宇治などに行ってしまうという問題と、もう1つは学生さんがものすごく多くて、人口の1割というのは全国トップ、最大なのですが、学生は7割が外から来るのですが、就職する時は学生の8割が外で就職する。京都で就職しないんです。
絹: 京都に残って仕事をしてよということですね。
 

●京都の魅力の表裏

坂: その2つが問題で、人口減少が生じています。これをなんとかしたいと考えました。この背景として、京都は日本一、世界一人気があって、この3月4月の人出を見れば皆さんご承知の通りです。ものすごい人気なのに、なぜ人口減少するのかと言うと、京都の魅力の裏表ではあるかもしれませんが、住宅不足、産業用地不足、雇用不足、スペース不足ということが背景にあるのです。それはやはり高さ規制とか、景観を守るために厳しい建築規制をしてきたというなかの裏表だと思います。これを何とかしたいと思って、15年ぶりの大胆な都市計画の見直しを行うということです。
ただ、一律になんでもかんでも規制緩和するわけではありません。東山や北山、田の字や駅北など、景観で重要な所は触らないです。その周辺の駅の南や『らくなん新都』、山科や西院や西大路の辺りなどの周辺部分に関して規制を緩やかにしようということです。
絹: 勇気のある決断だと思います。
(京都市HPより 【広報資料】「みんなが暮らしやすい魅力と活力のあるまち」の実現に向けた都市計画の見直しについて)
 

●今後は全力で企業誘致に取り組みます

坂: これはなかなかできなかったんです。これは何十年ぶりの政策になります。これによって産業用地とか住宅用地、不足していた用地がある程度供給することができると考えております。
他の自治体はどこも企業誘致まっしぐらでみんな必死になっているのですが、なかなかうまくいっていません。一方、京都はこれまで企業誘致にあまり力を入れることができなかった。なぜかと言うと誘致しようにも産業用地、つまりは立地する場所がなかったら、誘致しようがないわけです。それであまり力を入れてこれなかったんです。
絹: リスナーの皆さん、お気づきですか?坂越さん、今思いっきり力が入っています。本当にこれ、大事です。
坂: ですからこの何十年ぶりの都市計画の見直しによって、今まで最大の課題とされてきた産業用地不足が、解決するんです。だからこそ、今まであまり力を入れて来られなかった企業誘致に全力で取り組んでいこうと新しいポストをつくりました。企業誘致専門ポストをつくって、首都圏や色んな所に行ってもらって、直接営業活動をしてもらおうと考えたわけです。
絹: トップ営業ですね?
坂: そうです。京都は1200年以上、都だったので、経済も人も物もお金も集まって来ていたのですが、外需の取込みというのは少し弱いところがあって、そんなに積極的ではありませんでした。でもここはもう大転換して、取り込めるものはどんどん取り込んでいこうと思っております。
絹: 私の言葉で、素人が超翻訳をいたしますと、「もうええかっこしてへんで。やるねん。」と(笑)。さっきコメントでありましたね。芸大の近くに例えば「チームラボって、知ってる?」って。「スーパーブルー、すごいところが既に来るよ」とおっしゃっていました。
 

●ディベロッパーにもどんどん営業をかけます

坂: ということで、企業誘致にも力を入れていきます。それから都市計画の見直しって、絹川さんのような建設会社が、ディベロッパーがマンションを建ててくれないと住居は提供されないので、そういう意味でディベロッパーにも営業を一生懸命かけようということで、ここも新しいポストをつくったんです。国土交通省からエースをこの4月1日に呼んできましたので…。
絹: あ、竹内局長がおっしゃっていました。あの方ですね。
坂: はい、堀崎さんです。今度ここに、私の次のゲストは竹内さんと決まっているようですから、次の次にでも呼んでやっていただければと思いますが(笑)。
絹: リスナーの皆さん、ゲストからゲストの逆指名が今、ありました(笑)。
坂: それが3つ目です。あと2つ説明しなくちゃいけないので…。
 

■初めてづくしの政策 その4 ― 住宅政策の先駆け

●空き家税の導入
坂: 歴史的な大転換となる政策の4つ目ですけど、全国初の住宅政策です。まずだいぶ有名になりましたが、空き家税です。空き家税は先月、総務大臣から同意をもらって導入されることが決定されました。これはNHKの全国ニュースでも、全国紙でもかなり取り上げられて、随分注目されています。こんなことができると思わなかったと、かなりの問い合わせが来ております。空き家対策というのは、国家の最大課題になっていて、他の所ではなかなか手が付けられない話だったのですが、画期的な税を導入することになりました。
空き家は放置しておいてもペナルティがかからないのに対して、空き家を解体して更地にすると固定資産税が6倍になるという制度なので、みんなが放置してきたわけです。それが空き家対策の一番根幹的な問題だったのですが、この空き家税によって放置しておくと固定資産税が1.5倍くらいかかるようになります。それならばさっさと売りましょうとか貸しましょうとか活用しないとダメだなとみんなが思うようになるだろうと。これはみんな同じように思うから、全国から問い合わせが来たり、全国紙が書いたり、NHKも報道したりしているわけですが、それほど画期的な税なのです。
絹: 我々、建設産業に属する者としては、何か背中を押していただいているような気がいたします。
坂: これはすごい税だと思います。
絹: 地元の建設産業にかかる者としての次の注意は、せっかくそうやって背中を押していただいているのなら、地域課題を解決するような、地域に資するような、そういうプロジェクトをみんなで考えようよと持っていかねばいけないですね。
坂: これによって用地の供給や空き家の供給だとかはされますので、住宅不足解決にはかなり大きな効果をよぶことは間違いないです。
 
 
(京都市HPより 【周知リーフレット】非居住住宅利活用促進税の概要について)
 

●市営住宅を所得制限なしで若者世代に供給します

坂: それからもう1つ、これも全国初の住宅政策を導入するのですが、市営住宅が今、23,000ありますが、うち空き住戸が6,000です。その空き住戸を活用して、若い世代に所得制限なしで低廉な家賃で若い世代に供給していこうと。
絹: 待ってました!
坂: これを専門用語で市営住宅目的外使用許可という制度なのですが、どこもやれていません。むずかしくてできないんです。それを京都が初めてやります。これは国の方にもそういう動きは察知されて、国の方で「そんなことできるんだ!」みたいな感じで先月3月31日に取りまとめられた子育て世代対策のなかに盛り込まれました。ただその導入はまだ先で、京都の方が先に今からやりますので、それほどこれもすごい政策なんです。
何がすごいかって、市営住宅の6,000戸の空き住戸を使って若者世代に低廉で入っていただきますので、これはもう、ファミリー層への手ごろな住宅の供給ということに大きく資すると思います。やっぱり京都のすごいところは、そういう風に全国的な課題について一番最初に取り組んでいるものが多い。だから全国初だらけなんです。それでみんなまねようとするんです。国さえもまねようとしています。それはやっぱり我々もやりがいがありますし、これからもそういう風なことをやっていかなくちゃいけないなと思っています。
 

■初めてづくしの政策 その5 ― 全国トップ水準の子育て環境・教育

子ども医療費200円中学校給食保育料全国基準の7割
坂: 最後もう1個は、住宅政策や都市計画もいいけれども、子育て環境や教育も伴わないと若い人は住めませんよと。それはもちろんわかっています。ものすごく画期的な政策をやることにしていまして、それが子ども医療費200円を上限に、小学校6年生まで導入というものです。これは市町村ではあるかもしれませんが、政令市ではトップレベルです。だからこれはすごいことなんです。
それから中学校も全員に給食を導入します。清水の舞台から飛び降りて、やることにしました。
さらに保育料も、全国の国の基準の7割という、すごく低いレベルに抑えているのですが、これを今後も継続してくことも、今回決めましたので、この3つはかなり大きな話です。
絹: ほう、勇気ある決断だあ。
坂: 子育てについては色々言われていますが、数字だけ見て頂いたら明らかなのですが、全国トップ水準であることは間違いないです。教育も子育ても。教育は少人数学級をやっていて、小学校は学力テストの成績が政令市1位です。堀川の奇跡と言われる堀川高校もありますし、西京高校もある。学力は京都は非常に高いんです。それから子育てに関しても、単独の補助金で50億円投入していて、全国トップ水準です。これだけやっていると、結局何ができるかと言うと、保育士さんの平均給与は全国平均より100万円以上高いんです。
絹: この事実、すごいです。
坂: 人数も国基準の1.3倍で非常に高いレベルなんです。保育料は国基準の7割、非常に低い。これら全部まとめたら、全国トップ水準なんです。教育も子育ても。それをさらに今回磨きをかけて子ども医療費を200円、中学校給食と画期的な政策を導入しますので、これはもう本当に自信をもっておすすめできると思います。子育て環境と教育ですね。以上、5つご紹介いたしましたので、全国初づくし(笑)!
絹: 打ち合わせ通り、ぴったり時間内に収めていただきました。ものすごい勢いでしゃべられました。
今日、お聞きになっていかがでしたでしょうか。総務省のエース、副市長として7月に着任された坂越さん、あつく語っていただきました。坂越健一さんでした。
こうやって現場に近いというか、京都市の中枢に近い人の声を生で聞いて、信用できると思った人、ちゃんと調べてくださいね。そして自分ができることは、この次に必ず来ます。我々も京都市の中枢の皆さんに協力してできることを考えてみませんか。ということで終わりです。
この番組は心を建てる公成建設の協力と京都府地域力再生プロジェクト、そして京都市景観まちづくりセンターの応援でお送りいたしました。
坂越さん、西ちゃん、ありがとうございました。
坂: ありがとうございました。楽しかったです。
西: ありがとうございました。
投稿日:2023/04/13
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