◼︎概要
社会福祉法人 京都府社会福祉事業団が7月1日から新規事業として、LINEを活用した2つの相談事業(妊娠SOSと妊娠から子育てSNS相談)を開始。342名の職員を有し、5分野の福祉サービスを展開する専門性を活かし、予期せぬ妊娠や子育ての悩みに対して、匿名で相談できる支援体制を構築した。◼︎要点一覧
・京都府社会福祉事業団の組織概要:342名の職員、平均年齢40歳、5分野(児童・障害者・高齢者・救護・医療)の福祉サービスを展開する専門家集団である
・新規相談事業の特徴:LINEを活用した匿名相談が可能で、専門家2人体制で対応。市町村では対応しきれない相談や専門的な相談に対応する
・相談員の体制:事業団職員と助産師の2人体制で対応し、厳しい研修を経て相談業務にあたる
◼︎ネクストアクション
・相談窓口の二次元コードなどの情報をインターネット上で公開する
◼︎決定事項
・7月1日から2つの相談事業(京都妊娠から子育てSNS相談、助け妊娠SOS相談)を開始
・相談対応は事業団職員と助産師の2人体制で実施
◼︎質問と回答
Q. 京都府社会福祉事業団の規模はどのくらいか
A. 職員342名が働いており、京都市に4か所、京田辺市に2か所、城陽市に1か所の府立社会福祉施設及び病院を運営している
Q. 新しく開始した相談事業にはどのようなものがあるか
A. 「京都妊娠から子育てSNS相談」と「妊娠SOS相談」の2つの相談事業を開始した
Q. 妊娠SOS相談の特徴は何か
A. LINE相談を中心に、予期しない妊娠の相談に対応。相談者の匿名性を保ち、住所・年齢等の個人情報は不要。事業団職員と助産師の2人体制で対応している
Q. 京都妊娠から子育てSNS相談はどのような人を対象としているか
A. 市町村の必要情報にたどり着けない人、市町村には相談しにくい人、より専門的な相談を希望する人の3種類を想定している
Q. 新しい相談事業はどのような連携体制があるのか
A. 医療機関、助産施設、性暴力被害者支援センター、DV相談支援センター、労働局、法テラス(経済的にお困りの方を対象とした無料法律相談所)、子育てペアサポート、保育協会、私立幼稚園連盟など多数の機関と連携している
Q. 7月1日から開始される事業の内容は何か
A. 京都妊娠から子育てSNS相談と京都妊娠SOSの2つの事業を社会福祉事業団が運営する
Q. 相談対象は居住地域で制限されるのか
A. 最初は居住地域での相談を推奨するが、SNSでの相談は地域を限定せず、全国からの相談を受け付ける
Q. 男性からの相談は受け付けているのか
A. 男性からの相談も実際に受け付けている
◼︎トピックス
1.社会福祉法人京都府社会福祉事業団の概要
・昭和52年設立の社会福祉法人で、342名の職員が在籍。京都市4か所、京田辺市2か所、城陽市1か所で施設運営
・児童福祉、障害者・児施設、高齢者施設、救護施設、病院診療所など幅広い分野をカバー。35職種の専門性を持つ
・職員の平均年齢40歳で、男女比率は半々。ジョブローテーションによる人事異動も実施
2.新規事業:SNS相談サービス
・7月1日から2つの相談事業(京都妊娠から子育てSNS相談、助け妊娠SOS相談)を開始
・LINE相談を中心に、予期せぬ妊娠や複雑な背景を持つ相談者向けのサービスを提供
・相談者の個人情報は不要とし、京都府・市の住民以外からの相談も受付
・事業団職員と助産師の2人体制で対応。厳しい研修を経て相談業務に当たる
3.相談サービスの対象者と特徴
・想定される相談者は3タイプ:1.市町村の情報にアクセスできない人、2.身近な機関への相談を躊躇する人、3.専門的な相談を求める人
・LINEでの気軽な相談対応が可能。市町村への相談にはハードルを感じる人向けの入り口として機能
・頑張りすぎる子育て世代、特に自分で抱え込みがちな母親からの相談が多い
4.事業運営の特徴と課題
・京都府・京都市・事業団の3者協調事業として実施。それぞれの取り組みを活かしながら連携を図る
・多数の連携先(医療機関、助産施設、性暴力被害者支援センター、DV相談支援センター、労働局、法テラスなど)とのネットワークを活用 |