◼︎概要
京都市役所前広場で2022年12月から始まった社会実験的な取り組みについての報告。予算なしから始まり、第3金曜日に定期開催する市民交流の場として1年間継続。人工芝とちゃぶ台を設置し、ピアノ演奏やキッチンカー出店など多様なアクティビティを展開。行政と市民の新しい関係性構築の場として機能している。◼︎要点一覧
・広場活用の目的:市役所前広場を市民に開かれた場所とし、地域コミュニティの活性化を図る
・プロジェクトの特徴:予算や明確なルールを設けず、自然発生的な交流を重視した運営を行っている
・将来ビジョン:イベント的な集まりから日常的な交流の場への発展を目指す
◼︎ネクストアクション
・地域住民や学校帰りの小学生の参加促進を来年の目標とする: 河合 杏子 氏
◼︎決定事項
・第3金曜日を定期開催日として設定
・クエスチョン(京都信用金庫)との連携による運営体制の確立
・暑い時期は夕方からの開催にシフト
◼︎質問と回答
Q. 市役所前広場での活動はいつから始まったのか
A. 1年前から実験的に開始し、最初は12月26日から4回の試験実施を行った
Q. 市役所前広場でのプロジェクトはどのように始まったのか
A. 予算なしで、建設局から借りた人工芝4枚と自宅改修工事の足場、ベニヤ板を使って0円で開始した
Q. 市役所前広場プロジェクトの目的は何か
A. 半径800メートル圏内に市民がリフレッシュできるオープンな場所が少ないため、市役所前広場を街に開かれた場所として活用すること
Q. 現在の活動頻度はどうなっているのか
A. 3月から本格始動し、毎月第3金曜日に定期的に開催している
Q. 広場での具体的な活動内容は何か
A. ストラックアウト、水鉄砲作りワークショップ、クラフトビールの販売、キッチンカーの出店、ストリートピアノの設置などを実施している
Q. 市役所前広場の将来的なビジョンは何か
A. 第3金曜日のイベントを日常化させ、様々な人が自由に集まり、交流や対話が自然に行われる場所にすることを目指している
Q. 来年の短期的な目標は何か
A. 近隣住民、通行人、学校帰りの小学生など、より多くの地域の人々が第3金曜日のイベントに参加することを目指している
Q. 市役所前広場では現在どのような活動が行われているか
A. 観光客との交流、打ち合わせ、若手行政マンの「Kyoto Mebuki Lab 」による提案プロジェクト、市民の憩いの場など、多様な活動が行われている
◼︎トピックス
1.プロジェクトの背景と目的
・京都市役所前広場を街に開いていく実験を1年前から開始。半径800m圏内にオープンな公共空間が不足しているという課題認識から始まった。
・市民が生活の中でインスピレーションを受けたりリフレッシュできる場所として、広場の新しい機能を模索。
2.プロジェクトの立ち上げ過程
・予算なしで開始。建設局から人工芝4枚を借り、自宅改修工事の足場材とベニヤ板で簡易的な設備を用意して実験的に開始。
・2月からプレ実施を経て、3月から本格的に月1回の定期開催を開始。クエスチョン(京都信用金庫)との連携が決定。
3.実施内容と成果
・子供向けの遊び場提供(ストラックアウト等)、クラフトビール販売、キッチンカー出店、畑作り、ピアノの設置など多様な活動を展開。
・特に未就学児を持つ家族の利用が多く、安全に過ごせる場所として好評。
・部署の壁を越えた行政職員の交流の場としても機能。
4.市役所前広場の取り組みと特徴
・市役所とクエスチョンの位置関係が良好で、天候に応じて活動場所を使い分けられる相乗効果がある。
・ルールを設けていないことが参加のしやすさにつながっており、長期的な町づくりのビジョンを共有している。
・京都府建設交通部との連携が始まり、情報交換の場として機能している。
5.将来ビジョン
・第3金曜日限定のイベントから日常的な交流の場への発展を目指している。
・近隣住民や学生など、より多様な参加者の増加を短期目標としている。
・観光客との国際的な交流も自然に生まれている。
6.波及効果
・市役所本館1階が開放的な雰囲気に変化し、屋上でお弁当が食べられるなど、市役所全体の雰囲気が変わってきている。
・若手行政マンの「Kyoto Mebuki Lab 」など、行政関連の打ち合わせ場所としても活用されている。 |