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ごあいさつ

代表取締役社長 絹川 雅則

人と時代をつなぐ「まちづくり」で、次の100年へ

 昭和3年の創業からまもなく100年。公成建設という社名は、江戸期に松前船で荒海を渡って家業を成した先祖・公成の名と、「公のために成る仕事を」という思いから名付けられたものです。

 戦前、まだまだ土木建設技術が未発達ななか、とくに軟弱地盤の工事では人的被害も多かった時代に、公益と人命を守ることを命題に据え、昭和13年に新工法“送気式井筒沈下工法”の特許実施権を取得。大阪駅や横浜市役所、干拓地など地盤の弱い土地での難工事に挑み、一つひとつ成果を上げたことで企業として信頼を勝ち得てきました。

 そんな先人たちのマインドを引き継ぐ私たちは、一企業ながら公の視点をもつことを大切にし、単に建物を建てるだけではなく、まちとそこに息づく人々の暮らしや思いに心を寄せ、誠心を支柱としたものづくりに努めてきました。これまでの実績をもとに近年では京都駅や京都スタジアム、文化庁、大阪・関西万博のイタリア館、京都縦貫道などのインフラを手掛け、毎年琵琶湖で開催される「鳥人間コンテスト」のスタート台を第一回大会から40数年にわたって担当させていただいています。地域のランドマークや暮らしの基盤となるインフラをお任せいただくにあたっては、社会や文化などを踏まえた「まちづくり」の視点に立ち、人と人とのつながりと、そこから織りなされていくまちの活気や歴史を大切に考えてまいりました。

 これからも「心を建てる」という社是のもと、その意味を一人ひとりがそれぞれに模索しながら、これまでの100年で培った経験と知見、技術への信頼を次の100年に生かし、地域社会とその課題解決に貢献できる組織づくりをめざしてまいります。

公成建設の企業理念

建設業を通じて、豊かな国土造りに邁進し、広く社会に貢献する。

綿密な連携によるチームワークをもって、ハイタッチ・ハイテック、
ハイ・クオリティの技術集団として、質の高い業務を提供する。

誠意と熱意を旨として、信頼と好意を蓄積し、
会社の存在価値を高める。

お客様に満足を与え、お客様の利益と繁栄と共に、
永続的な会社の繁栄発展を推進する。

仕事を愛し、活力ある明るい職場を築き
従業員の生活向上と価値ある生涯を創造する。

社是

 幕末の戦禍に疲弊しながら明治を迎えた京都。そんなまちの希望となり、近代化の礎となったのが琵琶湖疏水事業でした。西洋から伝わったばかりの土木の知識で、手探りの工事だったにも関わらず、疏水はいまも安全に機能し続け、重要なライフラインとして京の暮らしを支えています。これを成し遂げたのは、明治・大正の技術者たちの未来への思い。100年後の子どもたち、そして京都のまちのためにと、仕事に込めた誠心が支柱となっているからに違いありません。  私たち公成建設も、ただ単に道をつくり、橋を架け、建物を建てるのではなく、技術に誠心を込め、「心を建てる」ことを社是として、100年先、そしてその先のまちづくりに貢献します。