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第176回 ・どうして国政へ?~吉井あきらさんの思いとは…

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吉: 吉井 あきら 氏(京都府参議院選挙区支部長・京都市会議員)
絹: 絹川 雅則(公成建設株式会社)
         (吉井 あきら 氏)
YouTube動画URL:https://youtu.be/nOHYq6uE5lI

 

絹: 皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た元気なまちづくりびとのご紹介や、その活動の最新のエピソードをお話しております。いつものように番組のお相手は当まちづくりチョビット推進室 絹川がお送りいたします。
さて、本日のゲスト紹介です。我がチョビット推進室としては、初めてのジャンルのゲストのご登場です。現、京都市会議員。要は、議員さんですわ。京都市の市会議員で、吉井あきらさんという男前の先生がいはります。何故か「吉井あきらさんにお話を聞いてみよう!」と思い立ちまして。心臓強お、今日は呼んでしまいました。では、吉井あきらさんです。お声をひとつどうぞ。
吉: はい。皆様こんにちは。吉井あきらでございます。今日はちょっと緊張しています。よろしくお願いします。
絹: でも吉井さんは「前にもこのスタジオで別の番組出たことあるよ」と言うてはります(笑)
吉: そうですね(笑)
絹: よろしくお願いします。
吉: よろしくお願いします。
絹: それでは吉井さんのプロフィール、資料に基づきちょっとだけご紹介いたしますね。お生まれになったのは、昭和42年。僕は昭和33年ですから、ちょっと僕の方が上です。山科区でお生まれになって、山科幼稚園。どこかで聞いたことがある幼稚園です。
吉: あ!ありがとうございます。
絹: え、うちが建てた幼稚園!
吉: ええ!そうなんですか(笑)
絹: 西念寺さんですよね。白旗先生ですか。そして山科幼稚園から山科小学校へ。安祥寺中学校時代には野球に励み、中学卒業後、父親が働かれるゴルフ練習場にてゴルフに打ち込む。さっきお話してた、洛東産業さんの大野木先輩のところでやってはった。
吉: はい、やってました。大変お世話になりました。今でもお世話になっています。
絹: 高校時代には、日本ジュニアゴルフ選手権に出場された。洛南高校。今、洛南高校ってごっつ難しい高校になったんちゃいましたっけ。
吉: はい、今はね。私の時はそないに……(笑)頑張ってくれてます。
絹: 洛南高校をご卒業後、京都産業大学経営学部に進学。ゴルフ部主将として、プロゴルファーを目指してはった。そりゃあええ体してはりますもん!
吉: ありがとうございます。親に感謝です。
絹: ゴルフ練習場で、アシスタントプロ活動。その後、ティーチングプロライセンスを取得。というようなプロフィールです。その後、政治家さんとしての続きを読みますと、平成13年は京都府第二選挙区支部長の山本直彦氏の秘書として、政治の世界にお入りになった。そして、平成17年衆議院の総選挙で山本朋広衆議院議員の当選後、公設第一秘書として活動を続けられ、平成19年統一地方選挙にて、山科区選挙区より京都市の市会議員に当選なさって以来、連続四期当選を続けてらっしゃるという方です。お母様、奥様、ご子息3人の6人家族。趣味はゴルフ。当たり前ですよね。ライセンス持ってはるんだもん。それからサッカーもお好きです。わあ、羨ましいな。身長185センチ、体重85キロ。私95キロです。
吉: 体重は、今はかなり増加しています(笑)
絹: 増加していますか(笑)これにて、プロフィールのご紹介を一旦閉じさせていただきます。番組のタイトルとテーマを今日、リスナーのみなさん、どうしようかなあと迷ったんですけど、勇気を振り絞ったタイトルにいたします。聞いてください。番組タイトルを申し上げます。「どうして国政へ?~吉井あきらさんの思いとは…」と題してお送りいたします。ちょっと変えようかな。「どうして国政に行かれるんですか?どういう思いですか?」それだけ聞きたくて、今日お呼びしたようなもんでございます。ということで、まずエピソード1から入らせていただきます。
 

■エピソード1 我が国の歴史と伝統を胸に自分たちの国は自分たちで守る

絹: 質問の一発目、第一問でございます。手元資料の中で、あるいはホームページでうたってらっしゃる吉井あきらさんの理念の中に「ああ、いいな」と思うものがあったんです。『我が国の歴史と伝統を胸に自分たちの国は自分たちで守る』というのを、黒々と太字でまず入れてくれてはるんですよ。これわたし、すごく嬉しくって。まず、ここから口火を切っていただけないでしょうか。以前だったらね、選挙の時にこういう国防とかこんなことを言うと、票を減らしたりして。政治家さんは避けて通ってはった話題で、日本のことが大好きな人たちや、日本っていい国やな、という人たちからは、なんやそういう行動パターン取らざるを得ないのはのは分かるけど、ちょっと残念やなって思ってたおじさんおばさんがいたんちゃうかなーって思ってまして。このへん、吉井あきらさんの言葉で語り始めていただけたら嬉しいです。
吉: ありがとうございます。『自分たちの国は自分たちで守る』というここの部分、まさにロシアがウクライナに侵攻する前から書いていました。今ね、ロシアがウクライナ侵攻ということで、本当にテレビの映像で多くの方が被害に遭われて、また子どもたちが被害にあってるのを見て、本当に胸が痛むんです。ただ一方で、祖国を守るために戦っている兵士たちもいると。国を守る、祖国を守るということの意味を本当に考えさせられますし、本当に改めて国を守ることっていうのは、今こそ真剣に考えていかなければならないという風に思っています。
絹: リスナーの皆さん、こういう発言をすると議員の方々にとっては、損になってしまうかもしれない。自分の存立基盤を危うくするかもしれないということに対して、こうやって発言してくれる方っていうのは大事に思いませんか?議員先生の中には、自分が当選するためだけに動いてはる方もいるや否や……ですが、吉井あきらさんはそういうタイプじゃなさそうですよ。ということで、口火を切っていただきましたけれど、本当に私は地元の建設屋の親父でございまして、政治には疎いんですけども、安全保障って専門の先生の話を心して聞いていると、実は難しく考えなくてもいいのかもしれないと思うんです。例えば、奥さんやガールフレンドと一緒に歩いていますやろ。「おい姉ちゃん、俺に付き合えや」と変な行儀の悪い連中に絡まれた時に、男やったらどうするんですか?という話でしょ。そのときに、憲法9条が尊いとおっしゃる方々は「憲法9条って唱えればみんな退散される」というようにすごい翻訳かもしれないけれど、実感としては僕はそういうふうに感じてまして。そのへん、どうなんでしょう。学校でも習わへんかったし。
吉: ちょっと話がそれるかもしれないんですけど、例えば、投票率が低いとよく言いますよね。もっともっと選挙管理委員会や区役所が車を回して投票率を上げろ、と。そんなん上がるはずがないですよね。厳しい。選挙があるというのは伝えられますけれど、やっぱそこは私自身、教育でしっかりと子どもたちに、今でも少しは教えてますけど取る時間が少なすぎて、我々の時代でもどれだけ自分自身の1票が大切かというのは教えてもらってなかったという風に思うので、いかに教育が大切かっていうことが今すごく分かりますし。
絹: 学校時代ね、例えば日本史の歴史のことを思い出すとね、縄文・弥生あたりから始まって、近現代史とか勉強する時間がなかったじゃないですか。あれは、教育の中に日本の周りのお国の、行儀のいいところばかりじゃないと思うけど、前の戦争のこと、前の前の戦争のこと、あんまり考えないように考えないように、難しいことは避けてきた教育の歴史やったんちゃうかなあと僕自身がそう思っています。大人になってから勉強して、やっと分かるみたいな。
吉: そうですね。先ほど絹川さんが仰った、誰かと2人で歩いていて、もし絡まれた時に守れないじゃないかと。おっしゃる通り。逆に、夜寝る時、鍵戸締まりしますよね。それは、やはり寝てる間に誰かが入ってこないように。同じことだと思いますし、自分の家族は守っていく。それはもう国としても同じだと思う。だからと言って、日米安全保障の部分がある中で、極端なことは私自身は言うつもりはないんです。けれども、その中で現実問題、コトが起こった時、今の状況で本当に国が守れるのか。政治はやはり先を見据えてやっていかなあかん部分と、現実を踏まえてやっていかなあかん部分があるので、その部分はしっかりと考えながら進めていかないと、と思いますね。
絹: 触れにくい拉致被害者を取り戻す、ということもちゃんと言っててくれますね。
吉: そうですね。日本国の中で、なんの罪もない方がいきなり拉致をされて、違う国へ連れていかれる。我々自身、やっぱりどこまで行っても他人事のように感じてる部分があるのではないかと。「すぐ取り戻してほしい」っていうのは、自分の子供がそういう状況になれば、そう思われると思うんですよね。じゃあ日本国として何ができるのか。今何をやらなければならないのか。そういったことを考えた時に、今の日本の国防の状況、これでいいのかどうかっていうのありますよね。
絹: かつて自衛隊の方々が、自分が自衛隊員であることを、例えば制服着て外に出かけられないとか、転勤をしても住居が見つけにくいとか。転校を子供さんにさせたくても、なかなか学校が受け入れないとか。偏ったいじめに類するようなことも見聞きしたことがございまして。でも最近、災害が多発するようになって、自衛隊員さんにいかに助けていただいているのかということを、腰まで泥に埋まって救出されている陸自の方の映像とかも届くようになりましたから、評価は変わりつつあるけれども、先ほどのガールフレンドの例え話や自宅に泥棒・強盗が入った時の例え話、我が国の自衛隊員に与えられている枠、足枷、腕枷によりますと、誰かがぶん殴られたり、大怪我をしたり、はたまた殺されたり、命を失ったりして、初めて培った訓練の防衛が使える、道具が使える、武器が使えるという、信じられないようなことをずっと知らされずに、どうやら来ていたように今は感じているんですよね。
吉: 絹川さんの仰る通りで、どこかでお話しさせてもらったことなんですけど、昔ストーカー殺人ってありましたよね。当時は警察も動いてましたけど、基本的な警察の考え方は「民事は不介入」だと仰っていました。でも、ストーカーによって亡くなられたということで、そこで変わったんですよ。仰るように、亡くならないと変わらないという悲しい現実があって。北朝鮮からミサイルが発射されている。これも今、たまたま被害が出ていないだけかもしれない。もし被害が出たときを思うと、如何ともし難いですよね。
絹: あの、いきなり初っ端からしくじったかなという重たいクエスチョンを投げてしまいまして、申し訳ありません。
吉: いえいえ(笑)
絹: でもね、我が口からそういう問いが出てきたってことは、本心でずっとそれを思ってて。私のような一般素人でもこういうことを口にすると、周りから石が飛んでくるんじゃないかという、怯えの部分がかつてはあったんです。若い頃、同級生たちと酒を酌み交わしてそういう話をして「なんとかせなあかんちゃうか!」と言ってたけど「おい絹川、外でそんなこと言ったらあかんよ。変人だと思われるぞ。」と。でも、状況変わってると思いませんか?最近は。
吉: 仰る通りですね。
絹: 中国の日本の主要都市へのミサイルのロックオン状態は、常にもうスイッチ押せば自動的に壊滅出来るような戦力・装備をお隣さんの大国はお持ちになっていて、というのとあまりにもアンバランスやなあと思っていて。北朝鮮からのミサイルがボチャンと東側の海に落ちても、知らんうちに慣れてる自分たち…
吉: そうですね。島国というのもあるかもしれないですね。
絹: 特に我々のような高齢者は、テレビと新聞がメインの、それらのメディアをオールドメディアと仰る方の言い方を採用しますけど、オールドメディアの方々の発信することがいかに偏っているかということをご存じない方がまだかなりおられる。ひょっとしたら、私もミニメディアのコミュニティFMで発信し続けるのも、そういう思いが背景にあるのかもしれません。こういうところでしたら、実際に吉井さんのように議席を以て活動されている方の生の声を、少なくとも京都市民・舞鶴市民に届けられる。ここでね、刻一刻と変化する国際情報に対応する外交安全保障大事ですよね。再構築をやりたいんやと、国民の声を聞きながら、俺は憲法改正を進めるぞ!って書いてくれてはるんです。これは、一票でしょう!と思う一人です。こういうことを発言すると、抵抗する方がまだまだおいでになられますけど、ぜひ躊躇わずにお進みいただければなと期待いたします。
吉: ありがとうございます。憲法改正もするのかしないのか、ということは最後は国民が決められるということなので、極端なことは言うつもりはないんですけども、私が思うのはいろんな選択肢といいますか、憲法改正も含めて議論をしていくことっていうのが非常に大切であると思います。今回のロシアのウクライナ侵攻っていうのも対岸の火事ではないと思います。
絹: そうですよね。いつも9条、9条、9条って皆さんが騒がれますけど、でも自民党案の憲法改正の草案というか、正確な呼び方は分かりませんけども、そこに自衛の行動は妨げない!ってやつ入れましょ!っていうのがありましたよね。我々は侵略は絶対にしない!と。隣の家まで泥棒に入ったり強盗に入ったりは絶対にしないけど、入ってきたらあるいは入ってくるそぶりを見せたら、防衛行動・自衛っていうのが一家の長の務めやんか!というのを入れましょうか、というのを言ってくれてはりますもんね。
 

■エピソード2 秩序ある資本主義社会の構築とは

絹: それでは、次の「秩序ある資本主義社会の構築」。これは、秘書の山本さんから「触れて」って言われているんです。
吉: (笑)ありがとうございます。
絹: ちょっと触れていただけますか?
吉: はい。ここ30年ぐらいでしょうかね。やはり、ずっと見てますと世界の成長率ってだいたい平均GDP2.39倍くらいです。アメリカ2.4倍。中国の14倍っていうのは正しいかどうか分からないですけど、今話題のロシアは4倍、韓国2.5倍。日本を見るとどうなのかというと、日本だけが主要国の中でマイナスという形なんですね。日本だけ見ると、マイナス。どこにどう原因があったのかという。今かなり財政の部分は、国会の中で、自民党の中でも、議論をされておるんですけども、財政規律のそこの部分を先にやっていこうということが念頭にあった上で予算を組んできてたという部分でなかなか難しい。私自身は、これまで民間でできることは民間に。あらゆる部分においてそういう形でやってきましたけれど、需要がないのに供給という民間の方が、そこには行かないですよね。需要があって初めてということなんで。だから海外もそうなんですけど、今厳しい状況であれば、デフレから脱しきれない状況であれば、国がしっかり手当てをしていくと。そこから持って行って、予算は単年度ですけど、長期の計画を立てていく。そこに民間の方が乗っかって計画を立てていくという循環が必要なんじゃないかと思っています。
絹: キーワードは積極的な財政出動。行うべく時にはやる。成長分野に向けた大胆な投資はやろう、という。旧大蔵省か。財政規律原理主義とは私はちゃうで、と言うてはるように私には聞こえました。ということは、西田昌司先生のお仲間ですね?
吉: (笑)。MMTですね。現代貨幣理論。あのことがどうのではなくて、25年30年の経過・結果を見て、これまでの進め方は間違っていたと私は思いますし、転換していくべきだと思っています。
絹: 財務省の方々がレトリックでお使いになる国民一人当たりの借金がいくらいくら、という恐ろしく間違ったレトリックを西田先生も噛みついてはりますが。省益あって国益なしということの典型例かもしれませんね、思っているのは私だけ?って。すごく大切なことなんですけれども、吉井あきら先生が仰ったように25年30年の実績を見ると、他国、中国は別にしてGDPを見ると、なんでこんなに差が出るの?舵取り間違ったに決まってるやんっていう簡単な言葉で誤解を恐れずにひらがなで言ってしまうと、そう言ってしまってもいいのかしら。
吉: 仰る通りですね。私自身は国力が弱っているということで、国防という部分にまで全て響いてきますし、ここの部分はね、なんとしても転換していかないと日本が今のままでは沈没してしまうと思います。
絹: そうですよね。そういう風になったときにお喜びになったり、ニコッと笑われるのは、ご近所のあまりお行儀がよろしくないご近所さんだったりするのかな。だから日本が弱くなる方向に一生懸命働いている人たちがいてはるとしたら、そういう人に代わって吉井先生みたいな人が中央に行っていただいたらって。「どうして国政?」ってこっちから聞いてるのに、先生の思いを勝手に言ってしまってはいけませんでしたね。
吉: ありがとうございます。
絹: ああ、あともう1分半…
吉: おお、一瞬で時間が経ちました…
絹: ごめんなさい、進行が下手くそで…
吉: 違います!私が喋り過ぎちゃって。
絹: いいえ、とんでもないです。最後に!柔らかい話を一発。お休みの日、なかなか取れへんと思いますけど、何をしてはりますの?
吉: 最近は全然休みがないんですけど、コロナになって、夜もほとんど会合がなくなって、食事を家で食べることになって。ほとんど外でご飯だったんですけど、家で食事をすることがあって。
絹: ひょっとして料理?
吉: そうですね、家内にはちょっと負担かかってたかもわからないけど食事をする。一方で、少ない休みの中で、これもコロナでということなんですけど、家内とウォーキングに行きました!
絹: 羨ましい!リスナーの皆さん、吉井あきらさんのひととなりをお伝え出来たでしょうか?この番組は心を建てる公成建設の協力と京都府地域力再生プロジェクト、そして京都市景観まちづくりセンターの応援でお送りいたしました。吉井さん、またきてくださいね!
吉: またよろしくお願いします!ありがとうございます!
絹: 時間切れです!さようなら!
投稿日:2022/04/22
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